売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E00791 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間における世界経済は、経済活動の正常化が緩やかな景気回復を下支えしましたが、ロシアのウクライナ侵略の長期化及び中東情勢の緊迫化、また資源・エネルギー価格の高止まりや金融引き締めの継続、中国経済の減速等引き続き先行き不透明な情勢が続きました。

日本経済については、物価上昇が進む中でも、社会経済活動の正常化や雇用・所得環境の持ち直しにより緩やかな回復基調となりました。

このような経済情勢下、当社グループにおきましては、半導体供給不足の緩和を背景とした自動車生産の回復など経済環境の好転、また為替相場が円安傾向になったことから売上高は97億45百万円(前年同期比2.4%増)と前年同期比2億25百万円の増加となりました。損益面につきましては、電力をはじめエネルギーコストが安定した結果、営業利益は1億84百万円(前年同期比104.5%増)、経常利益3億45百万円(前年同期比36.8%増)、前期に計上した退職給付制度改定損などの特別損失がなくなったことにより親会社株主に帰属する四半期純利益は2億75百万円(前年同期比123.9%増)となりました。

(2)財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ34百万円増加し170億24百万円となりました。これは主に受取手形及び売掛金が6億70百万円、建設仮勘定が63百万円増加し、現金及び預金が6億70百万円、建物及び構築物が53百万円減少したことなどによるものであります。

負債につきましては、前連結会計年度末に比べ2億13百万円減少し70億75百万円となりました。これは主に支払手形及び買掛金が1億2百万円、未払金が86百万円、その他流動負債が97百万円増加し、長期借入金が5億24百万円減少したことなどによるものであります。

純資産につきましては前連結会計年度末に比べ2億48百万円増加し99億48百万円となりました。

(3)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

(5)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2億36百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。