売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS




E00809 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績の状況

当中間連結会計期間におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善により緩やかな回復を続けていますが、

米国の関税措置や為替の不安定性、エネルギー価格の高騰が影響を及ぼし、景気の先行きについては

不透明な状況が続いております。

 

このような情勢下、当中間連結会計期間においては、特に機能性色素セグメントにおける有機EL材料の販売が

減少したこと等により、売上高は、前年同期比4,061百万円減(15.3%減)の22,546百万円になりました。

営業利益は、主に有機EL材料の販売減少等により、前年同期比2,821百万円減(64.8%減)の

1,532百万円となりました。

また、経常利益は、前年同期比2,581百万円減(58.5%減)の1,832百万円、

親会社株主に帰属する中間純利益は、前年同期比1,314百万円減(51.6%減)の1,234百万円となりました。

 

当中間連結会計期間の各セグメントの概況は次のとおりであります。

 

〔機能性色素セグメント〕

色素材料事業は、環境対応型アルミ着色用染料等の需要増加により、大幅な増収となりました。

イメージング材料事業は、プリンター向け材料の一部海外需要が減少したため、減収となりました。

有機EL材料事業は、前年同期においてスマートフォン向けに加えタブレット端末向けでの需要が集中したため、前年同期比では大幅な減収となりました。

以上の結果、当セグメントの売上高は、前年同期比2,864百万円減(18.6%減)の12,516百万円となりました。

 

〔機能性樹脂セグメント〕

樹脂材料事業は、ウレタン材料で市況低迷の影響が続いているものの、新製品の需要が増加し、前年同期並みとなりました。

特殊化学品事業は、剥離材向け及び医薬向けの需要が海外を中心に減少したため、大幅な減収となりました。

建築材料事業は、ウレタン防水工事の受注減少等により、大幅な減収となりました。

以上の結果、当セグメントの売上高は、前年同期比801百万円減(18.9%減)の3,443百万円となりました。

 

〔基礎化学品セグメント〕

過炭酸ナトリウムは、漂白剤向けの需要が増加し、増収となりました。

一方で、過酸化水素は、半導体向けの需要低迷の影響に加え、前四半期に発生した主要顧客での民事再生手続きを受けた紙パルプ向けの販売減少により、減収となりました。

以上の結果、当セグメントの売上高は、前年同期比197百万円減(5.2%減)の3,626百万円となりました。

 

〔アグロサイエンスセグメント〕

除草剤は、ゴルフ場向けや家庭園芸向けの需要が減少したため、減収となりました。

以上の結果、当セグメントの売上高は、前年同期比162百万円減(7.4%減)の2,018百万円となりました。

 

〔物流関連セグメント〕

国内および輸出入向けの荷動きが若干減少したものの、前年同期並みとなりました。

以上の結果、当セグメントの売上高は、前年同期比9百万円減(1.1%減)の885百万円となりました。

 

(2)財政状態の状況

当中間連結会計期間末(9月末)における資産合計は、84,290百万円となり、前連結会計年度末(3月末)比4,431

百万円の増加となりました。

主な増減要因は、有形固定資産の増加1,980百万円、現金及び預金の増加1,682百万円、投資有価証券の

増加929百万円、受取手形、売掛金及び契約資産の減少1,141百万円等であります。

負債合計は、22,766百万円となり、前連結会計年度末比1,438百万円の増加となりました。

主な増減要因は、借入金の増加1,228百万円等であります。

純資産合計は、61,524百万円となり、前連結会計年度末比2,993百万円の増加となりました。

主な増減要因は、利益剰余金の増加868百万円、その他有価証券評価差額金の増加667百万円、非支配株主持分の増加647百万円等であります。

以上の結果、自己資本比率は60.4%となり、前連結会計年度末の60.9%から0.5ポイント減少しました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間末の現金及び現金同等物は10,346百万円となり、前連結会計年度末に比べ、2,743百万円増加いたしました。(前年同期比1,098百万円増)

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前中間純利益1,842百万円、減価償却費1,650百万円、売上債権の減少1,217百万円、棚卸資産の減少468百万円等により、4,127百万円の収入となりました。(前年同期は4,728百万円の収入)

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、有形及び無形固定資産の取得による支出2,866百万円等により、1,816百万円の支出となりました。(前年同期は5,080百万円の支出)

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入1,910百万円、長期借入金の返済による支出681百万円、配当金の支払額365百万円等により、315百万円の収入となりました。(前年同期は958百万円の支出)

 

(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの

状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(5)経営方針・経営戦略等

当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について

重要な変更はありません。

 

(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当中間連結会計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について

重要な変更はありません。

 

(7)研究開発活動

当中間連結会計期間の研究開発費の総額は、2,848百万円であります。