E34052 Japan GAAP
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、インバウンドや万博需要が下支えとなる一方、米国の新関税枠組みの発動、日銀による利上げを巡る議論の進展、円安進行と物価の高止まりを背景に、先行き不透明感が残る局面であります。また、クラウド移行や生成AI需要の拡大、サイバー攻撃の高度化が進む一方、セキュリティ・クラウド人材は逼迫しており、体制整備と人材育成の重要性が一段と高まっております。
当社を取り巻く環境においては、2025年4月1日付でライバーマネジメント事務所である株式会社Lapis Liveを完全子会社化し、音声事業におけるコンシューマービジネスとのシナジーを見据えたIP戦略の強化を進めております。音声事業においては、研究開発体制の効率化と意思決定の迅速化を目的として、株式会社ATR-Trekを2025年9月1日付で吸収合併し、AI音声関連技術の研究開発リソースの最適化と柔軟な開発体制の構築を図っております。また、深層学習を用いた音声合成エンジン「AITalk6」を搭載した新クラウドサービス「AITalk® 声の職人 クラウド版」および「AITalk® WebAPI」をリリースし、従来のオンプレミス製品に加え、より柔軟な利用環境を提供することで、法人顧客の幅広いニーズに対応できる体制を整えました。防災・消防分野やオーディオブック分野における採用も引き続き堅調に推移しております。CRM事業においては、業務効率化や内部人材育成を図るとともに、「Visionary Cloud」の開発を進め、製品機能の拡充および顧客案件への対応を行っております。
この結果、当中間連結会計期間末の財政状態及び当中間連結会計期間の経営成績は以下のとおりとなりました。
当社は、2025年4月1日より株式会社Lapis Liveを当社グループの連結の範囲に含めております。詳細は「第4 経理の状況 注記事項(企業結合等関係)」をご覧ください。
①財政状態
(資産)
当中間連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末と比較して498,965千円減少し、2,461,248千円となりました。これは主に、現金及び預金が237,660千円減少し、前払金が203,634千円減少したことによるものです。
(負債)
当中間連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末と比較して149,378千円減少し、292,787千円となりました。これは主に、買掛金が111,362千円減少し、流動負債のその他が57,155千円減少したことによるものです。
(純資産)
当中間連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末と比較して349,587千円減少し、2,168,461千円となりました。これは主に、自己株式が196,114千円増加し、非支配株主持分が158,190千円減少したことによるものです。
この結果、自己資本比率は88.0%(前連結会計年度末は79.6%)となりました。
②経営成績
当社は、前第3四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前中間連結会計期間の数値及びこれに関する対前年同期増減率については記載しておりません。
当中間連結会計期間の売上高は810,464千円(前年同期比-%)、営業損失は37,667千円(前年同期比-%)、経常損失は42,531千円(前年同期比-%)、親会社株主に帰属する中間純利益は6,904千円(前年同期比-%)となりました。
当社グループの経営成績を適切に表示するために、株式会社Lapis Liveが運営する事業を独立した報告セグメントとして開示することといたしました。
この結果、当社グループの事業セグメントは「音声事業」、「CRM事業」、「ライバーマネジメント事業」、「その他事業」の4区分とすることといたしました。詳細は「第4 経理の状況 注記事項(セグメント情報等)」をご覧ください。
セグメントごとの当中間連結会計期間の売上高につきましては、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
2025年3月期 中間期 (千円) |
2026年3月期 中間期 (千円) |
比 較 増 減 |
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金額(千円) |
増減率(%) |
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音声事業 |
- |
507,938 |
- |
- |
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CRM事業 |
- |
253,967 |
- |
- |
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ライバーマネジメント事業 |
- |
37,258 |
- |
- |
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その他事業 |
- |
11,300 |
- |
- |
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報告セグメント計 |
- |
810,464 |
- |
- |
|
その他 |
- |
- |
- |
- |
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中間連結財務諸表計上額 |
- |
810,464 |
- |
- |
① 音声事業
売上高は507,938千円(前年同期比-%)、営業利益は32,695千円(前年同期比-%)となりました。
② CRM事業
売上高は253,967千円(前年同期比-%)、営業損失は25,366千円(前年同期比-%)となりました。
③ ライバーマネジメント事業
売上高は37,258千円(前年同期比-%)、営業利益は644千円(前年同期比-%)となりました。
④ その他事業
売上高は11,300千円(前年同期比-%)、営業損失は18,298千円(前年同期比-%)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の中間連結会計期間末残高は、前連結会計年度末と比較して237,660千円減少し、1,351,291千円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
当社は、前第3四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前中間連結会計期間の数値は記載しておりません。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間において営業活動により支出した資金は、15,691千円となりました。これは主に、売上債権の減少額106,757千円、非資金項目としてのれん償却額40,518千円があったものの、仕入債務の減少額111,362千円、未払金の減少額30,014千円、支払手数料の支払27,342千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間において投資活動により得られた資金は、112,021千円となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入50,095千円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入64,132千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間において財務活動により支出した資金は、333,989千円となりました。これは主に、自己株式の取得による支出160,434千円、非支配株主への配当金の支払額125,800千円等によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当中間連結会計期間において、当社の経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当中間連結会計期間における研究開発活動の金額は、63,617千円であります。なお、当中間連結会計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)従業員数
当中間連結会計期間において、当社の従業員数について重要な変更はありません。
(7)生産、受注及び販売の実績
①生産実績
当社は生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。
②受注実績
当社は、提供する主要なサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、記載を省略しております。
③販売実績
当中間連結会計期間の販売実績をサービス区分別に示すと、次のとおりであります。
当社は、前第3四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前中間連結会計期間の実績に対する対前年同期増減率については記載しておりません。
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サービスの名称 |
当中間連結会計期間 (自 2025年4月1日 至 2025年9月30日) |
前年同期比(%) |
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法人向け製品 (千円) |
398,443 |
- |
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法人向けサービス (千円) |
320,950 |
- |
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コンシューマー向け製品 (千円) |
53,292 |
- |
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コンシューマー向けサービス (千円) |
37,778 |
- |
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合計 (千円) |
810,464 |
- |
(8)主要な設備
当中間連結会計期間において、当社の主要な設備について重要な変更はありません。