売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E37133 


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間(2023年3月1日~2023年11月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響に対する行動制限や海外渡航制限が緩和されたことなどにより、経済社会活動の正常化が進んできました。

 

 一方、足元ではウクライナ情勢に伴う地政学リスクの長期化や、原材料・エネルギー価格の高騰などにより、インフレ懸念が高まっております。これに伴い金融資本市場や景気の先行きは依然として不透明なものとなっております。このような状況の中、IT社会は発展を続けており、デジタル技術の進展・普及に伴い企業の生産性向上や競争力強化を目的とした、IT・DX関連のニーズが高まっていることから、IT投資需要は堅調に推移しております。ITインフラストラクチャに特化した事業を展開する当社グループは、エンタープライズ顧客の拡大と深耕、先端技術分野へ注力しながら事業を推進してまいりました。

 

 この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は5,393,229千円(前年同四半期比43.6%増)、営業利益は1,136,092
千円(前年同四半期比77.6%増)、経常利益は1,132,165千円(前年同四半期比62.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は766,690千円(前年同四半期比49.9%増)となりました。

 

  (2) 財政状態の分析

(資産)

 当第3四半期連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末と比較して967,986千円増加し、6,195,570千円となりました。その主な要因は、自己株式取得のための預け金が508,054千円、のれんが272,774千円、売掛金及び契約資産が178,363千円増加したことによるものです。

 

(負債)

 当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末と比較して382,664千円増加し、1,895,564千円となりました。その主な要因は、長期借入金(1年内返済予定含む)が227,789千円、短期借入金が41,900千円、未払法人税等が50,326千円増加したことによるものです。

 

(純資産)

 当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比較して585,322千円増加し、4,300,006千円となりました。その主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が766,690千円増加した一方、自己株式の取得により191,127千円減少したこと等によるものです。