売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E36862 


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 ① 経営成績の状況

当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、社会経済活動の正常化に伴うインバウンド需要の回復及び国内労働賃金の引き上げにより、景気は穏やかな回復が見られております。一方で世界的な物価高や金融引き締めにより景気減速への懸念があり、今後も注視していく必要があります。

建設業界におきましては、公共・民間事業とも前年と変わりない設備投資で推移しておりますが、建設資材及び石油価格のさらなる値上げ等により厳しい経営環境が続いております。

このような状況のもと、当社におきましては営業活動において第2四半期より引き続き地方での展示会やIR活動、健康経営活動等を積極的に進めてまいりましたが、当第3四半期累計期間の営業利益、経常利益及び四半期純利益は前年同四半期累計実績を下回る結果となりました。

以上の結果、当第3四半期累計期間の経営成績は、売上高629,146千円(前年同四半期比8.0%減)、営業利益43,087千円(前年同四半期比71.0%減)、経常利益45,242千円(前年同四半期比71.0%減)、四半期純利益35,095千円(前年同四半期比66.7%減)となりました。

なお、当社は沈下修正事業の単一セグメントのため、セグメント別の記載を省略しております。

 

 ② 財政状態の状況

(資産の部)

当第3四半期会計期間末における資産合計は、1,294,844千円となり、前事業年度末に比べ98,011千円減少いたしました。

流動資産は1,184,223千円となり、前事業年度末に比べ134,502千円減少いたしました。これは主に現金預金の減少103,195千円、完成工事未収入金及び契約資産の減少51,727千円等によるものであります。

固定資産は110,621千円となり、前事業年度末に比べ36,490千円増加いたしました。これは主に投資有価証券の増加27,990千円等によるものであります。

(負債の部)

当第3四半期会計期間末における負債合計は、39,921千円となり、前事業年度末に比べ122,035千円減少いたしました。これは主に流動負債の未払法人税等の減少72,622千円、未払消費税等の減少26,066千円等によるものであります。

(純資産の部)

当第3四半期会計期間末における純資産合計は、1,254,923千円となり、前事業年度末に比べ24,023千円増加いたしました。これは主に四半期純利益の増加35,095千円、株主配当金の支払による減少20,991千円等によるものであります。

 

 

(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。

 

(3)経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標

当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は6,911千円であります。

なお、第1四半期累計期間に新たにリサイクルプロジェクト(以下、「PJ」)をスタートいたしました。

このPJは、現在産業廃棄物として処分されているウレタン樹脂を、環境に影響を与えずに他の製品にリサイクルできるよう開発を行うことを目的とし、研究開発準備をしております。

他の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6)経営成績に重要な影響を与える要因

当第3四半期累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因に変更はありません。

 

(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析

当第3四半期累計期間において、当社の資本の財源及び資金の流動性についての重要な変更はありません。