E01146 Japan GAAP
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当中間連結会計期間における世界経済は、米国の通商政策の動向、中国経済の内需停滞、中東情勢の混迷などにより、不安定な状況が継続しました。日本経済については、為替変動や物価上昇、不安定な海外情勢の影響等を踏まえた慎重な見方が続く中、全体としては緩やかな回復基調で推移しました。一方、耐火物業界の最大の需要先である鉄鋼業界においては、国内の自動車・建設業向けや輸出向けの鉄鋼需要が低調であったこと等により、当中間連結会計期間の国内粗鋼生産量は前年同期比4.2%減少し、4,008万トンとなりました。
このような状況の中、当中間連結会計期間の当社グループのセグメント別の経営成績は以下のとおりとなりました。
<耐火物セグメント>
国内粗鋼生産量の減少に加えて、海外においてもお客様の活動水準の低位継続と競合環境の激化により耐火物販売数量が減少しましたが、2024年10月より新たに当社グループに加わったオランダのGouda Refractories Group B.V.(以下「Gouda社」という。)の業績が寄与したこと等により、当中間連結会計期間の売上高は529億71百万円(前年同期比16.7%増)となりました。セグメント利益は、のれん他償却額の増加があったものの、Gouda社の業績が寄与したことに加えて、価格設定の適正化、販売構成の改善、コストダウン等を進めたことにより、45億53百万円(同26.7%増)となりました。
<断熱材セグメント>
国内外において受注案件の拡大に取り組んだものの、国内需要の低迷による断熱材販売数量の減少や、欧州及び中国市場の需要減速に伴う海外グループ会社の業績悪化等により、当中間連結会計期間の売上高は86億67百万円(同6.8%減)、セグメント利益は11億95百万円(同27.6%減)となりました。
<先端機材セグメント>
ファインセラミックス製品の拡販を推進したものの、半導体製造装置関連製品において需要の増加が未だ本格化していないことに加えてお客様の在庫調整の影響で販売数量が減少し、当中間連結会計期間の売上高は19億50百万円(同9.8%減)、セグメント損失は94百万円(前年同期はセグメント利益1億27百万円)となりました。
<エンジニアリングセグメント>
2025年5月より新たに当社グループに加わったブラジルのReframax Engenharia Ltda.(以下「Reframax社」という。)の業績が7-9月期より寄与したことにより、当中間連結会計期間の売上高は184億82百万円(前年同期比57.5%増)となりました。一方で、Reframax社の買収に伴う一過性の関連費用4億円の計上等により、セグメント利益は2億4百万円(同70.6%減)となりました。
以上の結果、当中間連結会計期間の当社グループの経営成績は売上高818億43百万円(前年同期比20.0%増)、各段階利益につきましては、EBITDA101億76百万円(同24.2%増)、営業利益61億75百万円(同2.5%減)、経常利益69億8百万円(同3.7%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は前年同期に土地売却に伴う固定資産売却益7億60百万円を計上したことに対して当中間連結会計期間には大きな固定資産売却益がないことから43億43百万円(同11.6%減)となりました。
また、当社グループの財政状態は以下のとおりとなりました。
当中間連結会計期間末の総資産は、「受取手形、売掛金及び契約資産」、「のれん」及び「無形固定資産のその他」の増加を主たる要因として前連結会計年度末に比べ263億49百万円増加し、2,215億63百万円となりました。
負債は「短期借入金」の増加を主たる要因として前連結会計年度末に比べ192億9百万円増加し、1,205億96百万円となりました。
純資産は「利益剰余金」及び「非支配株主持分」の増加を主たる要因として前連結会計年度末に比べ71億39百万円増加し、1,009億67百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ32億93百万円減少し、当中間連結会計期間末には233億36百万円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>
営業活動の結果得られた資金は55億円(前年同期比4.4%増)となりました。これは主に「税金等調整前中間純利益」68億83百万円、「減価償却費」33億73百万円等による増加と、「売上債権の増加額」31億80百万円、「法人税等の支払額」12億31百万円等による減少の結果であります。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>
投資活動の結果使用した資金は171億93百万円(前年同期比276.6%増)となりました。これは主に「有形固定資産の取得による支出」35億2百万円、「連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出」136億90百万円等による減少の結果であります。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>
財務活動の結果得られた資金は84億29百万円(前年同期比623.8%増)となりました。これは主に「短期借入金の純増加額」122億41百万円による増加と、「長期借入金の返済による支出」17億21百万円、「配当金の支払額」20億52百万円等による減少の結果であります。
(3)経営方針・経営戦略等
当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当中間連結会計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、8億38百万円であります。
なお、当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)従業員数
前連結会計年度末に比べ、従業員数が著しく増加しております。従業員数増加の主な理由は、Reframax社を連結の範囲に含めたことにより、5,336名増加したことによるものであります。