売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E38957 


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、当社は、前第1四半期連結累計期間については四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。

 

(1)経営成績の状況

 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の沈静化により訪日外国人数及びインバウンド消費が増加し国内景気は改善傾向にありました。当社グループが属する決済サービス業界におきましては、経済産業省がキャッシュレス決済比率を2025年までに4割程度、将来的には世界最高水準の80%を目指すという政府目標を掲げ、2023年のキャッシュレス決済比率は39.3%まで上昇しております。

 当社グループにおいても市場の拡大を取り込むとともに、先述したインバウンド消費の増加や前連結会計年度からクレジットカード決済の取扱開始等により、当第1四半期連結累計期間の決済取扱高は3,611億円(前年同期比+41.3%)となり、決済関連売上は順調に成長しております。また、DX関連サービスにおいては、展示会への積極的な出展等の販促活動により、着実に当社サービスの認知度を向上させ新規取引先獲得に努めております。

 以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は826,536千円、営業損失は158,501千円、経常損失は163,673千円、親会社株主に帰属する四半期純損失は165,027千円となりました。

 なお、セグメントについては、当社グループはフィンテック事業の単一セグメントであるため、記載しておりません。

 

(2)財政状態の状況

(資産)

 当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末より2,188,770千円増加し、30,544,429千円となりました。これは主に、現金及び預金が2,190,436千円増加したことによるものです。

 

(負債)

 当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末より2,334,951千円増加し、23,623,136千円となりました。これは主に、預り金が2,425,994千円増加したことによるものです。

 

(純資産)

 当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末より146,180千円減少し、6,921,292千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により利益剰余金が165,027千円減少したことによるものです。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。