E01300 Japan GAAP
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社が判断したものであります。
a.財政状態
当第3四半期連結会計期間末の資産につきましては、流動資産は前事業年度末に比べ902百万円増加し3,243百万円となりました。これは主に現金及び預金の増加と預け金の増加等によるものであります。固定資産は前事業年度末に比べ466百万円減少し140百万円となりました。これは投資有価証券の売却等によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の負債につきましては、流動負債は前事業年度末に比べ23百万減少し、183百万円となりました。これは主に契約負債の減少によるものであります。固定負債は前事業年度末に比べ20百万円減少し、88百万円となりました。これは主に繰延税金負債の減少によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の純資産につきましては、前事業年度末に比べ480百万円増加し、3,111百万円となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益を計上したことによるものであります。
b.経営成績
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、行動制限も緩和され緩やかに回復基調となりました。一方、円安の進行に伴う資源価格の高騰や、中東・ウクライナ地域をめぐる情勢が経済に与える影響が懸念され、依然として不透明な状況が続いております。
このような状況の下、当第3四半期連結累計期間の当社グループの業績につきましては、売上高1,275百万円 (前年同四半期32.4%増)、営業損失175百万円(前年同四半期営業損失83百万円)、経常利益380百万円(前年同四半期経常損失59百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益526百万円(前年同四半期純損失70百万円)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① ニッケル事業
前年同期に比べてLMEのニッケル価格が大幅に下落したことにより販売価額も落ち込み、売上高は515百万円(前年同四半期617百万円、16.5%減)となりました。セグメント損失(営業損失)は13百万円(前年同四半期セグメント利益116百万円)となりました。
② 不動産事業
販売用不動産の売却があったことにより、売上高は76百万円(前年同四半期3百万円、2,092.7%増)となりました。セグメント損失(営業損失)は2百万円(前年同四半期セグメント損失8百万円)となりました。
③ 教育事業
売上はありませんでしたが、事業所維持のための費用が発生しているため、セグメント損失(営業損失)は、13百万円(前年同四半期セグメント損失14百万円)となりました。
④ リフォーム関連事業
コロナ禍前の通常の営業活動ができるようになったため、売上高は683百万円(前年同四半期342百万円、99.3%増)、セグメント利益(営業利益)は31百万円(前年同四半期セグメント利益5百万円、496.6%増)となりました。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
該当事項はありません。
(4)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第3四半期連結累計期間において、当社の経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。