売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E01480 IFRS


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、中国市場を始めとして全体的に調整局面が続いていることなどから、売上収益が62,839百万円(前年同期比13.2%減)、営業利益が9,750百万円(同24.9%減)親会社の所有者に帰属する四半期利益が3,633百万円(同40.2%減)となりました。しかしながら、当社グループ全体の収益構造には変化がないと考えております。

セグメントごとの業績は、次のとおりであります。

① 日本につきましては、売上収益は24,051百万円(前年同期比11.2%減)、セグメント損失は784百万円(前年同期はセグメント利益527百万円)となりました。

② 中国につきましては、売上収益は47,747百万円(同25.5%減)、セグメント利益は9,300百万円(前年同期比21.4%減)となりました。

③ インドにつきましては、売上収益は3,533百万円(同9.1%増)、セグメント損失は54百万円(前年同期はセグメント利益63百万円)となりました。

④ 韓国につきましては、売上収益は1,170百万円(同12.0%減)、セグメント利益は65百万円(前年同期比48.4%減)となりました。

⑤ その他につきましては、売上収益は562百万円(同36.7%減)、セグメント損失は42百万円(前年同期はセグメント利益110百万円)となりました。

セグメント利益は売上収益から売上原価および販売費及び一般管理費を控除して算定しております。

 

当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ139百万円増加し、112,503百万円

となりました。

これは主に、現金及び現金同等物が5,865百万円、有形固定資産が1,668百万円増加した一方、棚卸資産が5,647百万円、その他の流動資産が1,417百万円減少したことによるものです。

当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ2,855百万円減少し、44,587百万円となりました。

これは主に、繰延税金負債が1,410百万円増加した一方、営業債務及びその他の債務が3,457百万円、契約負債

が989百万円減少したことによるものです。

当第3四半期連結会計期間末における資本合計は、前連結会計年度末に比べ2,994百万円増加し、67,916百万円となりました。

これは主に、その他の資本の構成要素が1,338百万円、利益剰余金が1,282百万円増加したことによるものです。その他の資本の構成要素増加の内訳は、在外営業活動体の換算差額1,160百万円、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産178百万円の増加であります。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ5,865百万円増加し、31,644百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動による資金は、11,809百万円の増加となりました。

これは主に、税引前四半期利益10,100百万円、棚卸資産の減少6,221百万円、営業債権及びその他の債権の減少2,196百万円により資金が増加した一方、営業債務及びその他の債務の減少4,521百万円、法人所得税の支払3,220百万円、契約負債の減少1,063百万円により資金が減少したことによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動による資金は、2,423百万円の減少となりました。

これは主に、有形固定資産の取得2,246百万円により資金が減少したことによるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動による資金は、4,389百万円の減少となりました。

これは主に、配当金の支払2,310百万円、非支配株主への配当金の支払825百万円、自己株式の取得599百万円、短期借入金の減少406百万円により資金が減少したことによるものです。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,703百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。