E01550 Japan GAAP
文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当中間会計期間におけるわが国経済は、物価上昇の継続、金融資本市場の変動及びアメリカの政策動向など、依然として先行き不透明な状況で推移しました。
このような状況のもと当社におきましては、主に自動機・専用機の売上が増加したものの小口径銃弾の売上が減少したことから、売上高は50億7百万円と前年同期比3.5%の増加にとどまりました。利益面につきましては、工場の基盤強化に向けた費用等がかさみ、誠に遺憾ながら営業損失5千3百万円(前年同期は5千1百万円の営業損失)、経常損失9百万円(前年同期は6百万円の経常損失)となりました。中間純利益につきましては、投資有価証券売却益を特別利益に計上した結果、6億9千3百万円(前年同期は7百万円の中間純損失)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりです。
[精密加工事業部]
精密加工事業部における当中間会計期間の売上高は、30億5千2百万円と前年同期比10.2%の減少となり、その内容は以下のとおりです。
「精密金属加工品」は、主に水晶振動子関連部品の売上が減少したことから19億2千2百万円と前年同期比1.2%の減少となりました。「小口径銃弾」は、政府の予算執行を受け11億3千万円と前年同期比22.2%の減少となりました。
[機械事業部]
機械事業部における当中間会計期間の売上高は、19億5千5百万円と前年同期比35.9%の増加となり、その主な内容は以下のとおりです。
「プレス機械」は、大型機種の売上が多かったため12億2千万円と前年同期比11.7%の増加となりました。「ばね機械」は、特殊仕様の高価格機種の売上があったことなどから3億2千6百万円と前年同期比47.6%の増加となりました。「自動機・専用機」は、自動車向けが増加したため3億8千9百万円と前年同期比248.9%の増加となりました。
財政状態は次のとおりであります。
当中間会計期間末の総資産は前事業年度末より33億2千6百万円増加し、233億3千9百万円となりました。これは主に、投資有価証券が6億5千7百万円、受取手形及び売掛金が4億5千2百万円それぞれ減少したものの、現金及び預金が16億7千3百万円、有形固定資産が11億6千4百万円、電子記録債権が5億1千2百万円それぞれ増加したことによるものです。負債につきましては、35億3百万円増加し、93億4千6百万円となりました。これは主に、長期借入金により26億円及び設備関係電子記録債務が4億2千2百万円増加したことによるものです。純資産につきましては、1億7千7百万円減少し、139億9千3百万円となりました。これは主に、利益剰余金が5億4千3百万円増加したものの、その他有価証券評価差額金が4億2千8百万円減少したこと及び自己株式が2億9千2百万円増加したことによるものです。
(2)キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は55億3千1百万円となり、前事業年度末より16億7千3百万円増加しました。
各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の減少は6億9千4百万円となりました。これは主に、税引前中間純利益を8億9千4百万円及び減価償却費を3億3千万円計上したものの、投資有価証券売却益を9億3百万円計上したことによる減少及び棚卸資産の増加により8億7千3百万円減少したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の増加は2億1千2百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得により6億6千4百万円支出したものの、投資有価証券の売却により10億4千6百万円収入があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の増加は21億5千4百万円となりました。これは主に、自己株式の取得により2億9千2百万円支出したものの、長期借入金として26億円収入があったことによるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当中間会計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間会計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当中間会計期間における研究開発活動の金額は、1億7百万円であります。
なお、当中間会計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析
①資金の流動性についての分析
キャッシュ・フローの状況につきましては、前記「(2)キャッシュ・フローの状況」に記載したとおりであります。
②資本の財源についての分析
当社の資金需要のうち主なものは、製品製造のための材料・部品の購入のほか、製造に係る労務費・経費、販売費及び一般管理費等の営業費用による運転資金や設備資金であります。また、当社の財務状態といたしましては、当中間会計期間末における流動比率は246.8%、自己資本比率は60.0%であり比較的健全な財務状態であると認識しております。
(7)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。