売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E01521 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

 (1)財政状態及び経営成績の状況

当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は、工作機械関連事業、部品加工関連事業が共に増加したことにより18,137百万円(前年同期比7.5%増)となりました。損益につきましては、営業利益は445百万円(前年同期は営業損失555百万円)となり、経常利益は327百万円(前年同期は経常損失737百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は141百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失724百万円)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

 

工作機械関連事業部門におきましては、北米及びASEANインド地域で売上を伸ばしたことにより、売上高は8,779百万円(前年同期比7.3%増)となりました。セグメント損失(営業損失)は、売上高の増加及び国内サービス体制拡充の効果により赤字幅が縮小したことで121百万円(前年同期は営業損失830百万円)となりました。

部品加工関連事業部門におきましては、二輪車及び船外機関連部品の好調に加え、四輪関連のEV関連部品の生産量が増加したことにより、売上高は9,304百万円(前年同期比7.7%増)、セグメント利益(営業利益)は530百万円(前年同期比123.1%増)となりました。

その他部門におきましては、不動産賃貸業により売上高は53百万円(前年同期と同額)となり、セグメント利益(営業利益)は37百万円(前年同期比1.1%減)となりました。

 

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,686百万円減少し32,482百万円となりました。この主な要因は、仕掛品が608百万円増加したものの、受取手形及び売掛金が1,782百万円、商品及び製品が617百万円減少したことによるものであります。

負債合計は、前連結会計年度末に比べ2,178百万円減少し20,627百万円となりました。この主な要因は、長期借入金が2,542百万円増加したものの、短期借入金が4,354百万円減少したことによるものであります。

純資産合計は、前連結会計年度末に比べ492百万円増加し11,855百万円となりました。この主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益141百万円を計上し、為替換算調整勘定が383百万円増加したことによるものであります。この結果、自己資本比率は36.5%となりました。

 

 (2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

 (3)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は397百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。