E01620 Japan GAAP
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類に移行されたことで、経済活動の正常化が進み、景気は持ち直しつつあります。その一方で、長引くロシア・ウクライナ情勢に加え、中東情勢が緊迫化するなど不安定な世界情勢により、資源・エネルギー価格が高騰し、それに伴う物価上昇などにより、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。
かかる情勢の下での当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態及び経営成績は、以下のとおりです。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ2,194百万円増加し、29,206百万円となりました。主な要因は、投資有価証券の増加などによります。
また、負債は、前連結会計年度末に比べ、503百万円増加し、12,613百万円となりました。主な要因は、長短借入金の増加などによります。
この結果、純資産は、前連結会計年度末に比べ1,690百万円増加し、16,593百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間において、売上高は5,080百万円と前年同四半期に比べ271百万円(5.1%)減少となりました。営業利益は811百万円と前年同四半期に比べ20百万円(2.5%)減少し、経常利益は、一部の持分法適用関連会社の業績の悪化により1,111百万円と前年同四半期に比べ211百万円(16.0%)減少、親会社株主に帰属する四半期純利益は420百万円と前年同四半期に比べ101百万円(19.4%)の減少となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
本事業においては、押出機・試験機の売上及びプリント基板等の受注が減少したことなどにより、売上高は1,195百万円と前年同四半期に比べ175百万円減少し、セグメント損失は128百万円(前年同四半期セグメント損失86百万円)となりました。
ロ.住宅関連事業
本事業においては、防蟻、防水、断熱工事等の売上が減少し、建設工事の受注も減少したことなどにより、売上高は3,853百万円と前年同四半期に比べ88百万円減少したものの、セグメント利益は、856百万円と前年同四半期に比べ22百万円の増加となりました。
ハ.投資・流通サービス事業
本事業においては、売上高は244百万円と前年同四半期に比べ1百万円増加したものの、セグメント利益は79百万円と前年同四半期に比べ1百万円の減少となりました。
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
該当事項はありません。