売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E02025 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績の分析

当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用・所得環境が改善し、引き続き緩やかな回復傾向が見られるものの、物価の高騰や世界的な金融引締めに伴う影響、中国経済の先行き懸念など、依然として我が国景気を下押しするリスクが存在しており、引き続き不透明な状況が続きました。

この様な経済環境のもと、当連結グループは、交通システム機器、メカトロ機器、特機システム機器の各部門において営業活動を展開してまいりました。その結果、メカトロ機器及び特機システム機器部門の売上高は前年同期と比べて減少しましたが、交通システム機器部門において、自動券売機等の出改札機器の売上が増加したこと、また、機器の改造案件が増加したことなどにより、売上高は73億3千5百万円(前年同期比14.7%増)となりました。

また、損益面につきましては、主に人材の維持・確保を目的として人件費を増額したことにより販売費及び一般管理費は増加しましたが、売上高の増加に伴い営業利益1億9百万円(前年同期は1億6千2百万円の損失)、経常利益9千5百万円(同1億7千4百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益4千5百万円(同1億3千6百万円の損失)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

(総資産)

 当第3四半期連結会計期間末における総資産は150億8百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億2千4百万円増加いたしました。これは、主に仕掛品の増加6億9千2百万円等によるものです。

 

(負債)

 当第3四半期連結会計期間末における負債は106億9千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億9千2百万円増加いたしました。これは、主に長期借入金の増加4億5千万円、短期借入金の減少2億4千1百万円等によるものです。

 

(純資産)

 当第3四半期連結会計期間末における純資産は43億9百万円となり、前連結会計年度末に比べ3千1百万円増加いたしました。これは、主にその他有価証券評価差額金の増加6千7百万円等によるものです。

 

 

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当連結グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2億9千9百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当連結グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し

当第3四半期連結累計期間において、当連結グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。