売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E34148 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 ① 経営成績に関する説明

当社グループは、国内屈指の実績を持つ成果報酬型コストマネジメント・コンサルティングを中心としたコンサルティング事業の成長に取り組んでおります。

コンサルティング事業においては、インフレ進行の影響により想定以上にコスト削減の実現が困難となっていることから、厳しい事業環境が続いております。他方で、コストマネジメントに対する需要及び成果報酬型ではサービス提供が難しい企業活動への様々な支援に対する需要は依然として高い状況が続いております。これらの需要に応えるため、固定報酬型のコンサルティング・サービスにおいて有償契約の前に「投資フェーズ」を設ける新たなコンサルティング・サービスのモデルを確立すべく、提供を開始しました。当社グループとしては、成果報酬型コストマネジメント・コンサルティングの立て直しに加え、固定報酬型コンサルティングサービス拡充による事業の成長により、成長軌道に回帰するよう事業運営を行ってまいります。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高772百万円(前年同期比32.1%増)、営業利益2百万円(前年同期は142百万円の営業損失)、経常損失72百万円(前年同期は215百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失36百万円(前年同期は156百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

なお、当社はコンサルティング事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。

 

 ② 財政状態に関する説明

(資産)

当第1四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末に比べ533百万円増加し、12,511百万円となりました。

流動資産は、前連結会計年度末に比べ309百万円減少し、5,863百万円となりました。これは主に現金及び預金が168百万円、立替金が77百万円、前払費用が55百万円減少したことによるものであります。

固定資産は、前連結会計年度末に比べ843百万円増加し、6,648百万円となりました。これは主に投資有価証券が873百万円増加したことによるものであります。

 

(負債)

当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ318百万円減少し、1,593百万円となりました。

流動負債は、前連結会計年度末に比べ289百万円減少し、630百万円となりました。これは主に未払費用が186百万円、未払法人税等が78百万円、未払消費税が47百万円減少したことによるものであります。

固定負債は、前連結会計年度末に比べ28百万円減少し、962百万円となりました。これは主に長期借入金が27百万円減少したことによるものであります。

 

(純資産)

当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ851百万円増加し、10,918百万円となりました。これは主に利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により36百万円減少したものの、非支配株主持分が881百万円増加したことによるものであります。

 

(2)経営方針・経営戦略等

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。