E02144 IFRS
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における日本、海外を合わせた自動車の連結販売台数は、729万5千台と、前年同四半期連結累計期間に比べて80万4千台(12.4%)の増加となりました。日本での販売台数については、163万台と、前年同四半期連結累計期間に比べて22万8千台(16.3%)の増加となりました。海外においても、566万5千台と、前年同四半期連結累計期間に比べて57万6千台(11.3%)の増加となりました。
当第3四半期連結累計期間の業績については、次のとおりです。
なお、営業利益の主な増減要因は、次のとおりです。
事業別セグメントの業績は、次のとおりです。
営業収益は31兆2,310億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて6兆2,305億円(24.9%)の増収となり、営業利益は3兆7,199億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて1兆9,981億円(116.0%)の増益となりました。営業利益の増益は、営業面の努力などによるものです。
営業収益は2兆5,437億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて4,455億円(21.2%)の増収となり、営業利益は4,169億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて929億円(28.7%)の増益となりました。営業利益の増益は、米国の販売金融子会社において、金利スワップ取引などの時価評価による評価損が減少したことなどによるものです。
営業収益は9,831億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて1,374億円(16.3%)の増収となり、営業利益は1,239億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて668億円(116.8%)の増益となりました。
所在地別の業績は、次のとおりです。
営業収益は16兆1,372億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて3兆3,650億円(26.3%)の増収となり、営業利益は2兆6,851億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて1兆1,438億円(74.2%)の増益となりました。営業利益の増益は、営業面の努力および為替変動の影響などによるものです。
営業収益は13兆5,543億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて3兆919億円(29.6%)の増収となり、営業利益は5,165億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて6,055億円の増益となりました。営業利益の増益は、営業面の努力および原価改善の努力などによるものです。
営業収益は4兆1,792億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて1兆1,111億円(36.2%)の増収となり、営業利益は2,855億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて2,688億円(1,608.4%)の増益となりました。営業利益の増益は、営業面の努力および前年同四半期連結累計期間にロシアでの生産事業終了による損失を計上した影響1,040億円、うち欧州における影響952億円などによるものです。
営業収益は6兆6,825億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて5,495億円(9.0%)の増収となり、営業利益は6,496億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて892億円(15.9%)の増益となりました。営業利益の増益は、営業面の努力および原価改善の努力などによるものです。
営業収益は3兆1,637億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて5,203億円(19.7%)の増収となり、営業利益は1,989億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて229億円(13.0%)の増益となりました。営業利益の増益は、営業面の努力などによるものです。
当第3四半期連結会計期間末における財政状態については、次のとおりです。
総資産は84兆2,321億円と、前連結会計年度末に比べて9兆9,289億円(13.4%)の増加となりました。負債は50兆7,081億円と、前連結会計年度末に比べて5兆6,692億円(12.6%)の増加となりました。資本は33兆5,239億円と、前連結会計年度末に比べて4兆2,597億円(14.6%)の増加となりました。
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は7兆5,831億円と、前連結会計年度末に比べて661億円(0.9%)の増加となりました。
当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況と、前年同四半期連結累計期間に対するキャッシュ・フローの増減は、次のとおりです。
営業活動によるキャッシュ・フロー
当第3四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、2兆7,861億円の資金の増加となり、前年同四半期連結累計期間が1兆8,259億円の増加であったことに比べて、9,602億円の増加となりました。
投資活動によるキャッシュ・フロー
当第3四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、4兆2,301億円の資金の減少となり、前年同四半期連結累計期間が1兆5,135億円の減少であったことに比べて、2兆7,165億円の減少となりました。
財務活動によるキャッシュ・フロー
当第3四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、1兆6,344億円の資金の増加となり、前年同四半期連結累計期間が4,971億円の減少であったことに比べて、2兆1,316億円の増加となりました。
当第3四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更および新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間における当社および連結子会社(以下、トヨタという。)の研究開発支出は8,981億円です。また、要約四半期連結損益計算書に計上している研究開発費は9,235億円です。