売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E02241 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間における当社を取り巻く環境は、経済活動及び社会活動の正常化が進む一方で、為替相場の急激な変動やウクライナ情勢等を受けた資源価格の高騰等、先行き不透明な状況が依然続いております。その影響から、取引先である自動車業界は、半導体等の供給制約が緩和されたことによる回復基調により、全世界の販売台数は増加いたしました。

このような環境の中、生産回復による増収及び為替換算影響により、売上高30,159百万円(前年同四半期比26.1%増)、営業利益2,461百万円(前年同四半期比171.5%増)、経常利益2,704百万円(前年同四半期比78.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,596百万円(前年同四半期比644.6%増)となりました。

 

 セグメント別の業績は、次のとおりであります。

① 部品製造事業

 部品製造事業につきましては、生産回復及び電動化領域におけるアルミ部品等の新規受注品立上りによる増収、また為替換算影響により、売上高は24,336百万円(前年同四半期比27.0%増)となり、セグメント利益は2,195百万円(前年同四半期比140.4%増)となりました。

② ソリューション事業

 ソリューション事業につきましては、FA関連設備の販売、接着積層モーターコアの試作等により、売上高は615百万円(前年同四半期比68.8%増)となり、セグメント利益は52百万円(前年同四半期はセグメント損失190百万円)となりました。

③ モビリティ事業

 モビリティ事業につきましては、慢性的な部品供給不足による納車遅れはありましたものの、四輪及び中古車の販売台数増により、売上高は5,207百万円(前年同四半期比18.6%増)となり、セグメント利益は149百万円(前年同四半期比39.2%増)となりました。

 

 資産の部につきましては、現金及び預金の増加等により、前連結会計年度末に比べ1,703百万円増加し、40,981百万円となりました。負債の部では、有利子負債の減少等により、986百万円減少し、12,972百万円となりました。なお、純資産の部では、為替換算調整勘定の増加等により、2,690百万円増加し、28,009百万円となりました。

(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループの会計上の見積り及び見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。

(3)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

(5)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、294百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。