売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E02226 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 経営成績

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善するなかで、各種政策の効果もあり、一部に足踏みもみられるものの社会経済活動は緩やかな回復基調で推移しました。一方で、ウクライナ情勢の長期化等による、エネルギー価格や原材料価格の高騰、円安の長期化、継続的な物価上昇による個人消費停滞の懸念など、依然として先行きが不透明な状況となっております。

当社グループの関係する自動車業界では、半導体の供給改善により日系メーカーの自動車生産は回復基調が続いております。

このような状況を背景に、当社グループの売上高は当初の予想値を上回る結果となりました。各利益につきましては、売上高の増加により利益率も好転し、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益ともに、当初の予想値を上回る結果となりました。

この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は12,421百万円(前年同期比15.9%増加)、営業利益201百万円(前年同期比53.1%減少)、経常利益198百万円(前年同期比54.8%減少)、親会社株主に帰属する四半期純利益175百万円(前年同期比37.4%減少)となりました。

(2) 財政状態

(資産)

当第3四半期連結会計期間末における流動資産は7,629百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,755百万円増加しました。主な内訳は、現金及び預金957百万円、受取手形及び売掛金233百万円が増加したこと等によるものです。有形固定資産は8,115百万円となり、前連結会計年度末に比べ925百万円増加しました。主な内訳は、連結子会社PT.IKUYO INDONESIAの自社工場建設、名古屋第二工場の出荷場の建設等の計上によるものです。投資その他の資産は535百万円となり、前連結会計年度末に比べ23百万円増加しました。主な内訳は、投資有価証券45百万円が増加したこと等によるものです。

この結果、資産合計は16,791百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,790百万円増加しました。

(負債)

当第3四半期連結会計期間末における流動負債は7,781百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,773百万円増加しました。主な内訳は、支払手形及び買掛金1,019百万円、短期借入金420百万円が増加したこと等によるものです。固定負債は3,221百万円となり、前連結会計年度末に比べ499百万円増加しました。主な内訳は、長期借入金545百万円が増加したこと等によるものです。

この結果、負債合計は11,002百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,272百万円増加しました。

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末における純資産は5,788百万円となり、前連結会計年度末に比べ518百万円増加しました。主な内訳は配当金の支払により30百万円減少し、親会社株主に帰属する四半期純利益175百万円計上したことにより、利益剰余金144百万円が増加、為替換算調整勘定325百万円が増加したこと等によるものです。

(3) 重要事象等について

該当事項はありません。

(4) 対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(5) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は68百万円です。