売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E03251 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

①経営成績

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限等が解除され、社会経済活動の正常化が進み、景気の緩やかな回復基調が見られました。一方、ウクライナ情勢の長期化に加え中東情勢の緊迫化や円安等による資源・エネルギー価格の高止まりを起因とする物価高等により、依然として先行き不透明な状況が続いております。

当社グループが関連する工事用保安用品業界におきましては、引き続き防災・減災、国土強靭化対策等により公共工事は堅調に推移し、民間工事も回復傾向にありますが、仕入価格の上昇や受注競争の激しさが増しており厳しい環境が続いております。

この様な状況下、新商品の取扱を継続的に強化し、迅速な商品の供給を行い、提案型営業を推進してまいりました。

この結果、当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高7,790百万円(前年同期比0.9%増)、営業利益415百万円(前年同期比43.5%減)、経常利益426百万円(前年同期比41.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益254百万円(前年同期比46.2%減)となりました。

 

②財政状態

(資産)

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末と比較して172百万円増加し12,456百万円となりました。この主な要因は、現金及び預金の減少267百万円、受取手形及び売掛金の増加262百万円、リース資産の増加216百万円投資有価証券の増加37百万円、繰延税金資産の減少49百万円によるものであります。

(負債)

当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末と比較して264百万円増加し5,495百万円となりました。この主な要因は、支払手形及び買掛金の増加121百万円、借入金の減少43百万円、リース債務の増加213百万円、未払法人税等の減少95百万円によるものであります。

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末の純資産の部は、前連結会計年度末と比較して91百万円減少し6,960百万円となりました。この主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益254百万円、配当金の支払162百万円、自己株式の取得237百万円によるものであります。

 

(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の総額は、471千円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。