売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E00867 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)経営成績の分析

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスに起因する行動制限の緩和による経済活動の正常化が進み、個人消費に持ち直しが見られるなど景気は緩やかに回復基調にあるものの、一方では、為替相場の変動や資源価格の高騰に伴う物価上昇、長期化するロシア・ウクライナ問題、中東情勢の悪化等、先行きが不透明な状況が続いております。

 このような状況の中、当社グループは、国内外の体制を再整備し、合理化の実行による業績向上を目指してまいりました。

 売上は、114億41百万円(前年同四半期121億49百万円)と減収となり、利益面では、営業損失36百万円(前年同四半期利益1億70百万円)、経常損失1億39百万円(前年同四半期損失9百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失1億81百万円(前年同四半期損失61百万円)と悪化となりました。

 

 セグメントの業績を示すと次のとおりであります。

(合成樹脂成形関連事業)

 海外子会社含め事業環境は依然厳しく、売上高は、95億28百万円(前年同四半期104億76百万円)と減収となり、利益面では、営業損失1億62百万円(前年同四半期利益1億42百万円)と悪化となりました。

(物流機器関連事業)

 積極的な営業活動を継続し受注の拡大を図り、更に大口顧客向け受注も増加したことにより、売上高は、19億12百万円(前年同四半期16億72百万円)と増収になりました。利益面では、営業利益1億26百万円(前年同四半期利益27百万円)と増益となりました。

 

(2)財政状態の分析

(資産)

 資産合計は82億47百万円となり、前連結会計年度末と比べ4億45百万円減少しました。これは、主に電子記録債権が3億23百万円、商品及び製品1億63百万円減少したことによるものです。

(負債)

 負債合計は66億43百万円となり、前連結会計年度末と比べ4億37百万円減少しました。これは主に、支払手形及び買掛金が3億22百万円、長期借入金2億42百万円減少したことによるものです。

(純資産)

 純資産合計は16億4百万円となり前連結会計年度末と比べ8百万円減少しました。これは主に、為替換算調整勘定が1億65百万円増加、利益剰余金が1億81百万円の減少によるものです。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。