E00867 Japan GAAP
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当中間連結会計期間における我が国経済は、個人消費やインバウンド需要の回復が見られる一方で、世界的な金利高止まりや為替変動、原材料価格の高騰等により、依然として先行きは不透明な状況が見込まれます。
このような状況の中、当社グループは、主力の合成樹脂成形関連事業の安定的な収益確保に加え、EV関連事業における新規案件の拡大を図り、コスト構造の見直しや生産効率の改善などを推進いたしました。その結果、当中間連結会計期間における業績は以下のとおりとなりました。
当社グループの売上高は、59億83百万円(前年同期80億6百万円)と減収になり、利益面では、営業損失1億90百万円(前年同期利益94百万円)、経常損失2億79百万円(前年同期利益38百万円)、親会社株主に帰属する中間純損失2億3百万円(前年同期利益22百万円)と減益となりました。
セグメントの業績を示すと次のとおりであります。なお、文中の各セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高を含んでおりません。
(合成樹脂成形関連事業)
合成樹脂成形関連事業におきましては、国内事業は堅調に推移したものの、中国経済の消費低迷や米国の通商政策の影響等により、海外拠点では厳しい事業環境が続きました。
こうした状況下、事業の再構築と成長基盤の強化を目的として、中国子会社の株式60%を中国企業へ譲渡し、譲渡先企業との業務提携を梃とするハイエンド高付加価値製品への展開を視野に入れた新事業の掘り起こし及び販売網の拡大や生産体制の抜本的改革に取り組んでおります。
改善の効果が現れるまでには一定の時間を要するため、売上高は、50億17百万円(前年同期62億21百万円)と減収となり、利益面では、営業損失48百万円(前年同期利益50百万円)と減益となりました。
(物流機器関連事業)
物流機器関連事業におきましては、大口案件が前期に前倒しとなった影響により、売上高は前年同期を下回りました。一方で、新製品の販売や差別化商品の拡販、新規顧客の開拓など、積極的な営業活動を推進した結果、大口案件以外の分野においては業績が着実に拡大しております。
しかしながら、大口案件の減収分を補うまでには至らず、その結果、売上高は、9億31百万円(前年同期17億85百万円)と減収となり、利益面では、営業利益14百万円(前年同期利益81百万円)と減益となりました。
(EV関連事業)
当社のEV関連事業は、将来の成長を担う中核分野として積極的に取り組んでおります。当中間期においては、事業基盤の強化を目的に専門人材の採用を進めるとともに、将来の競争力を高めるための戦略的投資を実施しました。これらの取り組みにより、経費は一時的に増加しましたが、次期以降の成長に向けた体制整備が着実に進んでおります。
一方、主要案件の進捗が当初計画より遅れたことから、売上は想定を下回り、当期は営業損失を計上しましたが、これは中長期的な成長に向けた先行投資の結果であります。売上高は、35百万円となり、利益面は、営業損失1億56百万円(前年同期損失36百万円)と減益となりました。
(資産の状況)
資産合計は56億88百万円となり、前連結会計年度末と比べ18億45百万円減少しました。これは主に、受取手形及び売掛金10億69百万円減少、現金及び預金が6億97百万円減少したことによるものです。
(負債の状況)
負債合計は46億1百万円となり、前連結会計年度末と比べ15億21百万円減少しました。これは主に、支払手形及び買掛金が12億12百万円減少、長期借入金が6億5百万円減少、短期借入金が4億35百万円増加したことによるものです。
(純資産の状況)
純資産合計は10億87百万円となり、前連結会計年度末と比べ3億24百万円減少しました。これは主に、為替換算調整勘定が3億89百万円減少、利益剰余金が2億3百万円減少、資本金及び資本剰余金が2億63百万円増加したことによるものです。
(2)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物の中間期末残高は、前連結会計年度末から6億97百万円減少し、13億5百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果支出した資金は、2億69百万円(前年同期に営業活動の結果得られた資金は、4億64百万円)となりました。これは主に、売上債権の減少4億77百万円、仕入債務の減少1億31百万円、棚卸資産の増加2億51百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、1億47百万円(前年同期に投資活動の結果支出した資金は、78百万円)となりました。これは主に、子会社株式の売却による収入1億85百万円、有形固定資産の取得による支出37百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、1億17百万円(前年同期に財務活動の結果支出した資金は、1億96百万円)となりました。これは主に、新株予約権行使による株式の発行による収入2億63百万円、短期借入金の増加4億82百万円、長期借入金の返済による支出7億7百万円によるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当中間連結会計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。