売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E03180 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績の状況

当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に対する制限緩和により、経済活動の正常化に向けた動きが本格化し、緩やかな回復傾向が見られる一方で、ウクライナへの軍事侵攻の長期化による資源価格及び原材料価格の高止まりや世界的な金融引締めによる為替変動、円安の進行や物価上昇など、景気の先行きについては不透明な状態が続いております。

宝飾品業界におきましても、こうした景況を反映し、企業を取り巻く環境は引き続き厳しい状況にあります。

このような状況において、当社の強みであるバーティカル インテグレーション システムを活かして品揃えを充実させると同時に、「Cosmic Forces」をテーマに様々な天体をモチーフにしたWinter Collectionや、クリスマスシーズン限定のHoliday Collectionを発売するなど、お客様の多種多様なニーズにお応えできる商品開発に取り組みました。また、ホームページ等でのスタイリング動画の公開や、雑誌やSNSツールを活用したプロモーションにも力をいれた結果、昨年実績を超える店舗売上高で推移し、利益面におきましても昨年を上回る状況となっております。

その結果、売上高は14,534百万円(前年同四半期比7.5%増)となりました。利益面につきましては、営業利益は1,156百万円(前年同四半期比4.3%増)、経常利益は1,207百万円(前年同四半期比3.9%増)、四半期純利益は819百万円(前年同四半期比12.1%増)となりました。

なお、当社の事業内容は、宝飾品の製造とその販売であり、区分すべき事業セグメントが存在しないため、セグメント情報ごとの業績の状況の記載を省略しております。

② 財政状態の分析

当第3四半期会計期間末の総資産は、68,111百万円となり、前事業年度末と比較して232百万円減少しております。これは主に、商品及び製品が1,096百万円、売掛金が722百万円、原材料及び貯蔵品が512百万円、仕掛品が101百万円増加したものの、現金及び預金が2,668百万円減少したことによるものです。

負債の部は、1,538百万円となり、前事業年度末と比較して270百万円減少しております。これは主に、未払法人税等が295百万円減少したことによるものです。

純資産の部は、66,573百万円となり、前事業年度末と比較して38百万円増加しております。これは主に、利益剰余金が37百万円増加したことによるものです。利益剰余金の増加は、配当金の支払に伴い減少したものの、四半期純利益の計上に伴い増加したことによるものです。

(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

(3)経営方針・経営戦略等

当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

(5)研究開発活動

当第3四半期累計期間における研究開発費は、27百万円であります。

なお、当第3四半期累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6)経営成績に重要な影響を与える要因

当第3四半期累計期間において、当社の経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。

(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析

当第3四半期累計期間において、当社の資本の財源及び資金の流動性についての重要な変更はありません。