売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E04034 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間における当社グループの連結業績は売上高858百万円(前年同四半期比44.3%減収)、営業損失140百万円(前年同四半期は営業利益135百万円)、経常損失は161百万円(前年同四半期は経常利益307百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は138百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益312百万円)となりました。

 営業損失の主な要因は、当社の連結子会社であるグローム・マネジメント株式会社において、貸倒引当金繰入額130百万円を販売費及び一般管理費に計上したためです。

 

 セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。

 

①医療関連事業セグメント

 売上高757百万円(前年同四半期比12.5%減収)、営業利益104百万円(前年同四半期比72.9%減益)となりました。

 アライアンス先医療機関が保有する総病床数は5,097床、アライアンス先施設の内訳は無床診療所6施設、有床診療所8施設、病院(介護医療院を含む)26施設、介護老人保健施設11施設の計51施設で前連結会計年度末と変化ありません。

 当第3四半期連結累計期間における新規のアライアンス獲得は有りません。

 

②不動産関連事業セグメント

 売上高101百万円(前年同四半期比85.0%減収)、営業利益31百万円(前年同四半期比70.4%減益)となりました。

以下の固定資産の2件に関しては、引き続き不動産の賃貸事業を行なっております。

 

・北海道釧路市所在の商業施設

・北海道留萌市所在の商業施設

 

当第3四半期連結会計期間末の財政状態の状況は、次のとおりであります。

(資産)

 当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比して0.1%増加し、8,443百万円となりました。主な要因は、1年内回収予定の長期貸付金102百万円の減少、貸倒引当金131百万円の増加があった一方で、営業貸付金189百万円、福山医療器株式会社の連結によるのれん81百万円及び売掛金65百万円増加があったことによります。

(負債)

 負債は前連結会計年度末に比して39.3%増加し、594百万円となりました。主な要因は、賞与引当金58百万円、未払法人税等29百万円の減少があった一方で、福山医療器株式会社の連結による支払手形及び買掛金137百万円の増加があったことによります。

(純資産)

 純資産は前連結会計年度末に比して2.0%減少し、7,849百万円となりました。主な要因は、新株予約権19百万円の増加があった一方で、利益剰余金183百万円の減少があったことによります。

 

(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針に重要な変更はありません。

 

(5)事業等のリスクに記載した重要事象等についての分析、検討内容及び当該重要事象等を解消し、または改善するための対応策

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが事業等のリスクに記載した重要事象等についての分析、検討内容及び当該重要事象等を解消し、または改善するための対応策について重要な変更はありません。