売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E37744 


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、当社グループは、第1四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期連結累計期間及び前連結会計年度との比較分析は行っておりません。

 

(1)経営成績の状況

新型コロナウイルス感染症に対する各種制限の緩和により、経済活動の正常化の動きが見られました。このような経済情勢のなか、あらゆる産業界においてデジタルトランスフォーメーションのトレンドが継続しており、インターネットを用いた販促・マーケティング活動が前年度よりさらに活発となった結果、当社グループの所属するデジタルマーケティング業界に対する需要はより一層高まっております。株式会社電通「2023年 日本の広告費」によると、インターネット広告の市場規模は2023年に3兆3,330億円となりました。

こうした環境の下、当社グループはデジタルマーケティングサービスを提供しており、クライアントの旺盛なインターネットを用いた販促・マーケティングニーズに応えた結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は986,280千円、営業利益は218,658千円、経常利益は211,462千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は152,727千円となりました。

当社グループはデジタルマーケティング事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。

 

(2)財政状態の状況

(資産)

当第2四半期連結会計期間末の総資産は2,265,228千円となりました。

流動資産は1,757,595千円となりました。主な内訳は、現金及び預金が1,019,613千円、売掛金が636,876千円であります。

固定資産は507,632千円となりました。主な内訳は、有形固定資産が62,053千円、無形固定資産が283,569千円、投資その他の資産が162,010千円であります。

 

(負債)

当第2四半期連結会計期間末の負債は858,844千円となりました。

流動負債は721,820千円となりました。主な内訳は、買掛金が302,964千円、未払法人税等が66,412千円、短期借入金が50,000千円であります。

固定負債は137,024千円となりました。内訳は、長期借入金が137,024千円であります。

 

(純資産)

当第2四半期連結会計期間末の純資産は1,406,383千円となりました。主な内訳は、資本剰余金449,954千円、利益剰余金757,521千円であります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、増加した資金は198,070千円となりました。これは主に、税金等調整前前四半期純利益の計上211,465千円による資金の増加に対し、売上債権の増加額39,448千円による資金の減少及び法人税等の支払額51,866千円による資金の減少があったことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、増加した資金は5,752千円となりました。これは主に、敷金の返還による収入68,328千円及び有形固定資産の取得による支出62,575千円によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、増加した資金は45,716千円となりました。これは主に、長期借入れによる収入60,000千円、長期借入金の返済による支出18,996千円及び新株予約権の行使による株式の発行による収入4,712千円によるものであります。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

 該当事項はありません。