株式会社ロイヤルホテル( )

ブランドなど:リーガロイヤルリーガプレイス
サービス業ホテルスタンダード

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS




E04540 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。

 

(1) 経営成績の状況

当中間連結会計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド消費の増加等により緩やかな回復傾向にある一方で、物価や原材料価格の上昇、米国の関税政策の動向や長期化するウクライナ情勢をはじめとする不安定な国際情勢等により、依然として先行き不透明な状況が続いております。

ホテル業界におきましては、インバウンドの増加に伴う宿泊需要の増大等の好影響を受ける一方で、原材料費・光熱費・人件費をはじめとした各種コストの上昇により、引き続き厳しい事業環境下に置かれております。

こうした環境下、当社グループは2024年に策定いたしました中期3カ年計画「中期経営計画2026『ReRISE』」に掲げる「ホテルブランドカテゴリーの再編成・新規展開」「ホテル事業のバリューアップ」「新規出店パイプラインの拡大」を基本戦略とし、各種取組みを推進してまいりました。

「ホテルブランドカテゴリーの再編成・新規展開」につきましては、2025年5月に新ブランド「アンカード・バイ・リーガ」「バウンシー・バイ・リーガ」の2ブランドを新たに展開していくことを発表いたしました。既に公表しております新規開業ホテルにおいて、2026年春に大阪なんばで「アンカード・バイ・リーガ 大阪なんば」、2026年秋に福岡博多で「バウンシー・バイ・リーガ 福岡博多」をそれぞれ各ブランド1号店として開業を予定しております。価値観が多様化する20~30代のお客様を主なターゲットに、「リーガロイヤルホテルグループ」の強みを発揮したユニークな滞在体験を提供いたします。

「ホテル事業のバリューアップ」につきましてはその一環として、リーガロイヤルホテル(大阪)が2025年4月1日よりIHGホテルズ&リゾーツのコレクションブランドである「ヴィニェット コレクション」に加盟し、「リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクション」としてリニューアルオープンいたしました。客室やフロントカウンターのほか、ロビーや宴会場、レストラン、外壁の一部のリノベーションを行い、ハード面を全面的に刷新いたしました。リーガロイヤルホテルの伝統や歴史に重きをおいた改修・改装デザインに加えて、IHGホテルズ&リゾーツのラグジュアリー&ライフスタイルセグメントのブランドとなることで、リーガロイヤルホテルの競争力が大幅に高まることが期待されます。

またブランド発信の強化のため、当社会員組織「リーガメンバーズ」を軸に国内顧客基盤の持続的成長と顧客との関係性強化のための取り組みを続け、2025年9月には「リーガメンバーズ」の会員数が50万人を突破いたしました。

2025年4月13日に開幕した2025年日本国際博覧会においては、国内外の賓客との国際交流の場として設置された迎賓館の運営業務を受託し、公式行事としてのナショナルデー、スペシャルデーの開催やパビリオン視察などにより国内外から訪れる賓客への接遇・飲食の提供等を行いました。

「新規出店パイプラインの拡大」につきましては、2025年6月に神戸・有馬に当社グループとしては初となる温泉リゾート型ホテルを開業することを発表いたしました。新ホテルは全室が40平方m以上で構成されるスモールラグジュアリーホテルで、温泉に癒されるスパ施設とともに、人と自然、食がつながるリトリートとして、ホテルのグレード感と旅館の温かいおもてなしが融合したリゾートを目指してまいります。2028年2月末頃の開業を予定しており、この計画により、2028年までに新規に開業するホテルは5軒となる予定です。今後も効率的・効果的な新規出店を促進するため、様々な案件について検討と協議を行ってまいります。

このように、今後の増収施策を進めながら足元の需要回復に対応し、収益の拡大に注力したことや、2024年11月29日付で株式会社芝パークホテルが連結子会社になったこと等により当中間連結会計期間の売上高は、13,720百万円と前年同期比3,647百万円(36.2%)の増収となりました。

損益面では、営業利益500百万円(前年同期は営業損失339百万円)、経常利益530百万円(前年同期は経常損失308百万円)となり、親会社株主に帰属する中間純利益は398百万円(前年同期は親会社株主に帰属する中間純損失473百万円)となりました。

 

生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。

 

(部門別売上実績)

部門

当中間連結会計期間

(自 2025年4月1日

至 2025年9月30日)

金額(百万円)

前年同期比(%)

客室

6,391

66.3

宴会

2,437

6.0

食堂

1,884

27.4

その他

3,006

22.6

合計

13,720

36.2

 

(注) 受注生産は行っておりません。

 

(2) 財政状態の状況

当中間連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ147百万円増加し38,509百万円となりました。内訳では流動資産が同204百万円減少し15,134百万円となりました。これは現金及び預金が132百万円減少したこと等によります。固定資産は同352百万円増加し23,375百万円となりました。これは繰延税金資産が309百万円増加したこと等によります。 

当中間連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ121百万円減少し15,203百万円となりました。これは未払費用が117百万円減少したこと等によります。

当中間連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ269百万円増加し23,305百万円となりました。これは親会社株主に帰属する中間純利益の計上等によります。これにより自己資本比率は、前連結会計年度末の56.0%から56.4%になりました。

 

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、2023年3月にリーガロイヤルホテル(大阪)の土地、建物の信託受益権等の譲渡により適切な資金を確保することができました。健全な財政状況を目指し、安定的な営業キャッシュ・フローの創出により長期安定資金を確保する方針としております。

資金計画につきましては、基本的に営業活動により得られた資金を有効活用し、設備投資等に充当しております。

 

当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ1,132百万円減少し10,051百万円となりました。 

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当中間連結会計期間の営業活動による資金の収入は、前中間連結会計期間に比べ171百万円減少し、494百万円となりました。

これは主に売上債権が前中間連結会計期間は429百万円の減少であったのに対し、当中間連結会計期間は43百万円増加したこと等によるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当中間連結会計期間の投資活動により使用した資金は、前中間連結会計期間に比べ1,059百万円増加し、1,395百万円となりました。

これは主に定期預金の預入による支出1,000百万円等によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当中間連結会計期間の財務活動により使用した資金は、前中間連結会計期間に比べ72百万円増加し、230百万円となりました。

これは主に長期借入金の返済による支出48百万円等によるものです。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当中間連結会計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

  特記事項はありません。