E02300 Japan GAAP
(1)経営成績等の状況の概要
当中間連結会計期間における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状況、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①経営成績等の状況の概要
当中間連結会計期間における世界経済は、緩やかな回復基調で始まったものの、トランプ政権の打ち出す関税政策による景気下押し圧力などにより、世界的な景気減速が懸念されております。また、長期化するウクライナ情勢やイスラエルとアラブ・イスラム諸国との対立など地政学的リスクが増大しており、いつにも増して経済の先行きは不透明な状況にあります。
このような状況下、当社の海外市場では、米国と欧州は底堅い個人消費に支えられ景気は緩やかに回復していたものの製造業は低迷しており、両市場における販売は前年同期を下回る結果となりました。中国は内需の低迷や激化する米国との貿易摩擦など景気の先行きは不透明なものの、国内ではAIやロボットなどの技術革新が加速しており、同市場における販売は前年同期を上回る結果となりました。また、ポストチャイナとして期待されるインド、東南アジアでは中国からの生産移転などによる設備投資需要に支えられ、これら市場における販売は堅調でありました。日本国内では物価上昇が継続しており、個人消費は低迷、製造業では景気先行き不透明感から設備投資を控える動きもありましたが、デジタル化や脱炭素化、省人化などに向けた設備投資需要は底堅く、国内市場における販売は前年同期を上回りました。
当社グループの生産は日本国内で行っているため、為替相場や物価上昇によるコストの増加が収益に影響を及ぼしておりますが、これまで積極的に行ってきた設備投資や人財育成の効果を活用し、生産性を高めて引き続き収益性の向上に努めてまいります。
係る状況の中、当社の業績は当中間連結会計年度の売上高は73,770百万円(前年同期比2.1%減)、経常利益3,118百万円(同40.3%減)、親会社株主に帰属する中間純利益2,509百万円(同16.6%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
1.国内事業
国内事業では、売上高は16,230百万円(前年同期比 6.4%増)、営業損失は1,873百万円(前中間連結会計期間の営業損失459百万円)となりました。
2.海外事業
海外事業では、為替相場変動の影響を含めて、売上高は57,539百万円(前年同期比 4.2%減)、営業利益は2,478百万円(同 39.0%減)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度より6,980百万円減少(前年同期比 4,042百万円の減少)し、38,019百万円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前中間純利益3,118百万円、減価償却費5,732百万円、売上債権の減少1,478百万円等によるキャッシュの増加があり、棚卸資産の増加2,443百万円、法人税等の支払1,184百万円等によるキャッシュの減少により、営業活動によるキャッシュ・フローは9,259百万円の収入となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有価証券の償還による収入36,992百万円等によるキャッシュの増加があり、有価証券の取得による支出36,787百万円、有形固定資産の取得による支出6,444百万円、無形固定資産の取得による支出2,035百万円等によるキャッシュの減少により、投資活動によるキャッシュ・フローは14,367百万円の支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
リース債務の返済による支出654百万円、配当金の支払191百万円等によるキャッシュの減少により、財務活動によるキャッシュ・フローは1,083百万円の支出となりました。
③ 生産、受注及び販売の状況
1. 生産実績
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セグメントの名称 |
金額(千円) |
前年同期比(%) |
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国内事業 |
34,025,920 |
106.98 |
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海外事業 |
553,142 |
89.66 |
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合計 |
34,579,063 |
106.64 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去前の数値によっております。
2.金額は内部振替価格によっております。
2. 受注状況
当社グループは見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
3. 販売実績
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セグメントの名称 |
金額(千円) |
前年同期比(%) |
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国内事業 |
16,230,609 |
106.39 |
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海外事業 |
57,539,709 |
95.80 |
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合計 |
73,770,319 |
97.95 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.販売実績が総販売実績の100分の10以上となる相手先はないため、主要な顧客別の売上状況は記載を省略
しております。
3.同種の機種でもその構造、形式等は一様ではないため数量表示は困難であるので記載しておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの中間連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成されております。この中間連結財務諸表の作成に当たり、見積りが必要な事項につきましては合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っております。経営者はこれらの見積りについて過去の実績等を勘定して合理的に判断しておりますが、実際の結果は、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの中間連結財務諸表作成において採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 中間連結財務諸表等(1)中間連結財務諸表 注記事項(中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。
② 当中間連結会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
1.売上高
売上高は、前中間連結会計期間に比べ1,545百万円(2.1%)減少の73,770百万円となりました。
2.売上原価、販売費及び一般管理費
売上原価は、前中間連結会計期間に比べ870百万円(2.4%)減少し36,158百万円となり、売上高に対する売上原価の比率は49.0%となりました。
販売費及び一般管理費は前中間連結会計期間に比べ456百万円(1.3%)増加の35,202百万円となり、売上高に対する比率は47.7%となりました。
販売費及び一般管理費に含まれている研究開発費は194百万円(6.6%)増加の3,149百万円となり、売上高に対する比率は4.3%となりました。研究開発活動についての詳細は、「5 研究開発活動」として開示しております。3.営業利益
営業利益は、前中間連結会計期間に比べ1,131百万円(31.9%)減少の2,409百万円となりました。
4.営業外収益、営業外費用
営業外収益は、前中間連結会計期間に比べ1,081百万円(37.4%)減少の1,810百万円となりました。営業外費用は、前中間連結会計期間に比べ105百万円(8.7%)減少の1,101百万円となりました。
5.経常利益
経常利益は、前中間連結会計期間に比べ2,107百万円(40.3%)減少の3,118百万円となりました。
6.親会社株主に帰属する中間純利益
親会社株主に帰属する中間純利益は、前中間連結会計期間に比べ357百万円(16.6%)増加の2,509百万円となりました。
③ 資本の財源および資金の流動性についての分析
1.財政状態の状況
当中間連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて5,351百万円(1.7%)減少の301,351百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ4,636百万円(2.4%)減少の187,712百万円となりました。この内、受取手形及び売掛金等が1,770百万円(8.3%)減少の19,678百万円、現金及び預金が412百万円(0.8%)減少の48,316百万円となる一方で、有価証券が2,105百万円(6.3%)増加の35,600百万円、棚卸資産が1,507百万円(1.9%)増加の78,817百万円となりました。
有形固定資産は、前連結会計年度末に比べ1,761百万円(2.1%)増加の84,582百万円となりました。
無形固定資産は、前連結会計年度末に比べ206百万円(1.2%)増加の17,554百万円となりました。
投資その他の資産は、前連結会計年度末に比べ2,684百万円(18.9%)減少の11,501百万円となりました。この内、投資有価証券が3,139百万円(38.2%)減少の5,084百万円となる一方で、繰延税金資産が546百万円(14.9%)増加の4,215百万円となりました。
固定資産合計では、前連結会計年度末に比べ715百万円(0.6%)減少の113,639百万円となりました。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ4,426百万円(9.2%)減少の43,443百万円となりました。前連結会計年度末に比べ、未払法人税等が391百万円(30.8%)減少の879百万円、買掛金が135百万円(1.9%)減少の7,030百万円となる一方で、賞与引当金が365百万円(20.7%)増加の2,129百万円となりました。
当中間連結会計期間末の非支配株主持分を除く純資産は、前連結会計年度に比べ94百万円(0.0%)減少の250,710百万円となり、自己資本比率は83.2%となりました。
2.キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。