E04164 Japan GAAP
(1)経営成績等の状況の概要
当中間連結会計期間における当社グループ(当社及び当社の連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、雇用環境の改善やインバウンド需要などを背景に、緩やかな回復基調で推移しました。一方で、エネルギー価格の高騰や人手不足などが企業活動に大きな影響を及ぼしており、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような経営環境のもと、当社グループは、経営体質、利益体質の一層の強化を目指して、全事業の積極的な営業展開と、徹底したコストダウンを進めてまいりました。
この結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高は3,159,027千円と前年同期に比べ171,540千円(5.7%)の増収、営業利益は317,782千円と前年同期に比べ19,574千円(6.6%)の増益、経常利益は341,051千円と前年同期に比べ23,269千円(7.3%)の増益となりました。また、親会社株主に帰属する中間純利益は228,304千円と前年同期に比べ39,462千円(20.9%)の増益となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。(各セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高を含んでおります。)
一般旅客貸切自動車運送業
売上高は1,536,233千円と前年同期に比べ106,453千円(7.5%)の増収となり、セグメント利益は83,371千円と前年同期比32,212千円(63.0%)の増益となりました。
一般乗用旅客自動車運送業
売上高195,438千円と前年同期に比べ20,266千円(11.6%)の増収となり、セグメント損失は7,466千円(前年同期は17,382千円のセグメント損失)となりました。
不動産事業
売上高は294,736千円と前年同期に比べ9,126千円(3.2%)の増収となり、セグメント利益は121,112千円と前年同期比5,716千円(4.5%)の減益となりました。
通信機器販売業
売上高は184,134千円と前年同期に比べ1,877千円(1.0%)の増収となり、セグメント利益は20,804千円と前年同期比11,838千円(36.3%)の減益となりました。
旅行斡旋業
売上高は175,851千円と前年同期に比べ58,836千円(50.3%)の増収となり、セグメント損失は372千円(前年同期は3,029千円のセグメント損失)となりました。
建設機械販売修理業
売上高は307,648千円と前年同期に比べ57,131千円(15.7%)の減収となり、セグメント利益は43,250千円と前年同期比9,820千円(18.5%)の減益となりました。
システム開発事業
売上高は249,702千円と前年同期に比べ1,556千円(0.6%)の増収となり、セグメント損失は1,821千円(前年同期は12,901千円のセグメント利益)となりました。
その他の事業
売上高は375,778千円と前年同期に比べ48,616千円(14.9%)の増収となり、セグメント利益は48,975千円と前年同期比9,036千円(22.6%)の増益となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,656,579千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間において営業活動による資金の増加は、572,410千円(前中間連結会計期間は、484,593千円の増加)となりました。これは、売上債権の減少335,079千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間において投資活動による資金の減少は、131,708千円(前中間連結会計期間は、161,945千円の減少)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出134,249千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間において財務活動による資金の減少は、446,594千円(前中間連結会計期間は、472,709千円の減少)となりました。これは、長期借入金の返済による支出392,929千円等によるものであります。
③会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
④生産、受注及び販売の実績
当社グループは、その主な事業である一般旅客自動車運送業をはじめ、受注生産の形態をとらないものが多く、セグメントごとに生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。
また、販売の状況につきましては、「3.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」におけるセグメントの経営成績に関連付けて示しております。
なお、最近2中間連結会計期間の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間末現在において判断したものであります。
①当中間連結会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当中間連結会計期間の経営成績等については、「第2 事業の状況 3.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
一般旅客貸切自動車運送業
乗合バス事業は、空港線におけるホーバーフェリーの就航による影響もあったものの、大分空港の利用者の回復もあり、エアライナーの輸送人員は横ばいに推移しました。
貸切バス事業は、団体旅行の需要が回復してきたものの、運転士不足による受注台数の減少により、減収となりました。
一般乗用旅客自動車運送業
一般乗用旅客自動車運送業は、自由化等の規制緩和に伴う競争激化や、ドライバーの高齢化が進む中、適切な人材配置に苦慮しており、経営環境は依然厳しい状況にあります。
こうしたなかで、営業促進や増収対策等を行い増収に努めるとともに、費用面においても資金運用の効率化を行い経営改善に努めてまいりましたが、依然として厳しい状況で推移しました。
不動産事業
不動産事業は、Dプラザ・中津結婚式場「ヴィラルーチェ」などで安定した利益を確保しております。また、賃貸マンション「サンテラス新川」、「ウインダム亀川」、「ウインダム亀川駅前」、「ウインダム住吉」は、高い入居率を維持しております。
通信機器販売業
通信事業の携帯電話販売は、手数料収入が増加したものの、機器販売台数が減少したことに伴い、所期の目標を達成することができませんでした。
旅行斡旋業
旅行斡旋業は、旅行需要が増加し、対前年増収となり、粗利が改善したこともあり、所期の目標を達成することができました。
建設機械販売修理業
建設機械販売修理業は、昨年に引き続き好調に推移したものの、新車フォークリフトの販売台数が減少したことにより、減収減益となりました。
システム開発事業
システム開発事業は、機器販売が増加したものの、受託開発案件の受注遅れもあり苦戦しました。また粗利も悪化したこともあり対前年増収減益となりました。
その他の事業
その他の事業は、車両整備やメンテナンス事業においても、増収増益となりました。
②資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、バスの購入費用ほか、売上原価、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。
なお、当中間連結会計期間末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は1,927,216千円となっております。また、当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は1,656,579千円となっております。