E04580 Japan GAAP
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
当中間会計期間における我が国経済は、緩やかな回復基調を維持しつつも外的要因による不確実性が高まり、引き続き原材料費の上昇や光熱費の高止まりにより先行きは不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当中間会計期間の業績は、売上高935,287千円(前年同期比0.1%増)となりました。
また、利益面においては諸経費のコントロールに努めましたが、営業利益4,848千円(前年同期12,532千円)、経常利益4,681千円(前年同期15,791千円)、中間純利益594千円(前年同期14,646千円)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
宿泊部門では、客室の戦略的な見直しにより、稼働率はやや低下したものの収益性の向上が見られました、個人祝催事の増加がレストラン部門の単価上昇と売上拡大に寄与した一方で、宴会需要の停滞が一部の収益を押し下げ部門間で対照的な動きとなりました。
この結果、ホテル事業の売上高は867,045千円(前年同期比0.01%減)となり、営業利益4,498千円(前年同期12,960千円)となりました。
市内綜合病院内のコンビニエンスストアは、面会制限の継続で利用客の減少が続くなか、売上高は68,241千円(前年同期比1.2%増)となり、営業利益350千円(前年同期は営業損失427千円)となりました。
総資産は、前事業年度末に比べ116,058千円増加し、1,198,617千円となりました。負債は前事業年度末に比べ115,463千円増加し、1,100,911千円となりました。純資産は、前事業年度末に比べ594千円増加し、97,705千円となりました。
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動による資金の増加が62,175千円、投資活動による資金の減少が105,881千円、財務活動による資金の増加が60,671千円となりましたので、前事業年度末に比べ16,965千円増加し、当中間会計期間末には122,613千円(前年度末比16.1%増)となりました。
当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況と、それらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は62,175千円(前年同期は27,794千円)となりました。
これは、主に減価償却費25,957千円の計上や未払費用が35,083千円増加したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は105,881千円(前年同期は61,253千円)となりました。
これは主に有形固定資産の取得による支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において、財務活動で獲得した資金は長期借入金の借入110,000千円と短期借入金の減少30,000千円、及び長期借入金の返済19,329千円(前年同期は20,300千円)との差額によるものです。
③生産、受注及び販売の状況
(注) 収容能力は、営業期間の客室数及び椅子席として算出しております。
当中間会計期間の宿泊客、食事及び宴会客の利用割合は次のとおりであります。
(注) その他の収入の主なものは、宴会雑収入、宴会室料、外販事業収入等であります。
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の中間財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この中間財務諸表の作成にあたっては、当中間会計期間における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社は過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
a. 財政状態の分析
当中間会計期間末における資産の残高は、1,198,617千円(前事業年度末1,082,559千円)となり、116,058千円増加しました。うち流動資産は273,840千円(同235,402千円)と38,438千円増加、固定資産は924,777千円(同847,156千円)と77,620千円増加しました。
流動資産の増加は、現金預金、売掛金等が増加したものであります。
固定資産のうち、有形固定資産は918,757千円(同842,763千円)と75,993千円増加しました。
この増加の要因は、有形固定資産の減価償却費25,930千円による減少と、一方で有形固定資産の取得による増加105,094千円等によるものであります。
当中間会計期間末における負債の残高は、1,100,911千円(前事業年度末985,448千円)となり、115,463千円増加しました。うち流動負債は305,447千円(同277,544千円)と27,903千円増加、固定負債は795,464千円(同707,903千円)と87,560千円増加しました。
流動負債の増加要因は、未払費用で35,607千円等が増加したことによります。
固定負債の増加要因は、主に長期借入金の新規借入によるものです。
当中間会計期間は中間純利益594千円(前中間会計期間14,646千円)計上し、当中間会計期間末の純資産額は97,705千円(前事業年度末97,111千円)となり594千円増加しました。
b. 経営成績の分析
経営環境の変化に伴い販売価格を見直した結果、宿泊においてはすでにコロナ禍前を超えていた前年同期を更に上回る売上となりました。レストランの売上は、回復途中だった前年同期を上回った一方、コロナ禍明けの反動で一時的に高まった宴会需要も新たな価値観の再構築の段階でやや停滞感がみられました。
その結果、当中間会計期間の売上高は935,287千円(前中間会計期間934,595千円)となり、691千円(前年同 期比0.1%)増加しました。
費用面では、原材料費の高騰を受け、原価管理と諸経費の抑制による経営の効率化に努めながらも、引き続き人材確保と定着率向上の為の改善を行ったことで、営業費用は930,438千円(前中間会計期間922,063千円)となり、8,375千円増加しました。
当中間会計期間は営業利益4,848千円(前中間会計期間12,532千円)、経常利益4,681千円(前中間会計期間15,791千円)、中間純利益594千円(前中間会計期間14,646千円)となりました。
③ キャッシュ・フローの分析
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要、②キャッシュ・フローの状況」に記載の通りであります。
④ 資本の財源及び資金の流動性
当社の資金需要は主に運転資金需要と設備資金需要であります。運転資金需要は主に営業費用、設備資金需要は主にホテル施設の資本的支出や修繕費であります。当社の資金調達につきましては、自己資金及び金融機関からの短期又は長期の借入金を基本としております。
なお、中長期的な財政基盤の安定化を図ることを目的に、金融機関と協調し手元流動性の維持に努めてまいります。当中間会計期間末における借入金残高は788,231千円となり、当中間会計期間末における現金及び現金同等物の残高は122,613千円となっております。