福井県観光開発株式会社

サービス業ゴルフ場

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS




E04612 Japan GAAP


3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の状況の概要

 当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の

状況の概要は次のとおりであります。

①財政状態及び経営成績の状況

当事業年度の上半期は、梅雨時の豪雨や梅雨明け後の酷暑など、厳しい気象条件が影響し、全国的にゴルフ場の来場者数が微減となりました。当ゴルフクラブにおいては、昨年度は、一昨年9月に開催した「日本女子オープン選手権」の反響や北陸新幹線の開業効果により、来場者数は高い水準を維持し、特にゲストの来場者は過去20年で最高の数字を記録しました。しかし、今年度はその反響がやや落ち着いたことに加えて厳しい気象条件も影響し、当中間会計期間において来場者数は昨年度から若干の減少が見られました。

 上記の結果当社の業績は、入場者は29,545人で前年同期比1,415人(4.6%)の減少となりました。

 営業成績につきましては、営業収入472,632千円(前年同期比5.2%減)、営業利益103,868千円(前年同期比26.3%減)、経常利益104,079千円(同26.7%減)、中間純利益は63,807千円(同54.7%減)となりました。

 なお、財政状態につきましては、前事業年度末に比べ資産は41,575千円の増加、負債は22,233千円の減少、純資産は63,807千円の増加となりました。

②キャッシュ・フローの状況

 当中間会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べて30,090千円増加し、85,403千円(前事業年度末比54.4%増)となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 前年同期に比べて26,140千円営業収入が減少し、80,437千円のキャッシュ・インフローとなりました。これは主に税引前中間純利益の減少によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当中間会計期間において44,133千円のキャッシュ・アウトフローとなりました。前年同期に比べて4,125千円の支出増加となりました。支出は固定資産の取得によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当中間会計期間において、財務活動によるキャッシュ・アウトフローは6,214千円となりました。支出は借入金の返済によるものであります。

 

③入場者及び収入の実績

a. 入場者実績

 当中間会計期間及び前中間会計期間の入場者実績ならびに増減比較を示せば、次のとおりであります。

期別

前中間会計期間

(自 令和6年4月1日

至 令和6年9月30日)

当中間会計期間

(自 令和7年4月1日

至 令和7年9月30日)

前年同期比増減(%)

区分

営業日数及び入場者数

営業日数及び入場者数

営業日数(日)

171

171

-

メンバー(人)

13,841

13,272

△4.1

ビジター(人)

17,119

16,273

△4.9

          計(人)

30,960

29,545

△4.6

 

b. 収入の実績

 当中間会計期間及び前中間会計期間の収入実績ならびに増減比較を示せば、次のとおりであります。

期別

前中間会計期間

(自 令和6年4月1日

至 令和6年9月30日)

当中間会計期間

(自 令和7年4月1日

至 令和7年9月30日)

前年同期比増減(%)

区分

売上高(千円)

売上高(千円)

    会員収入

97,676

87,511

△10.4

    プレーフィー

315,325

298,662

△5.3

    附帯収入

12,294

11,267

△8.4

食堂・売店売上

73,474

75,191

2.3

498,772

472,632

△5.2

 

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において判断したものであります。

①重要な会計方針及び見積り

 当社の中間財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この中間財務諸表の作成にあたって、当中間会計期間における資産・負債の報告数値及び偶発資産・負債の開示並びに報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる様々な要因に基づき行っており、そのため実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。

②当中間会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

 当社の中間会計期間の経営成績は、入場者において前期対比で1,415名(4.6%)減少いたしました。当期の中間会計期間は前年対比で営業収入が26,140千円の減少となりました。これは入場者が減少したことによるものです。営業原価及び一般管理費につきましては10,315千円増加し、営業利益は103,868千円の黒字となりました。中間純利益は63,807千円となりました。

 また、当社の中間会計期間末の財政状態は前事業年度末に比べ、流動資産は38,611千円の増加となりました。これは主に現金及び預金が30,121千円増加したことによるものです。次に、固定資産は2,964千円の増加となりました。これは主に有形固定資産の増加が44,102千円であったことによるものです。負債は22,233千円の減少となりました。これは主に未払金の減少が43,705千円であったことによるものです。以上の結果、純資産は63,807千円の増加となりました。

 当社の経営成績に重要な影響を与える要因として、食材、肥料、車両、機械、光熱費、人件費の高騰が挙げられます。さらに、各種設備の老朽化に伴い、維持管理費や更新費用の増大も懸念材料となっています。このような厳しい事業環境の中で収益を確保するために、来場者を増やすべく、コースの改修や食事の改善、キャディのスキル向上、自由参加のコンペ開催など、さまざまなサービスの改善に積極的に取り組んでいます。また、当クラブではプロゴルファーによる月2回のレディースレッスン会を開催し、女性ゴルファーが親しみやすい雰囲気づくりにも努めています。

 当社の資本の財源及び資金の流動性については、冬季期間中の積雪に伴う営業休止と入場者減少による運転資金の枯渇の問題があります。この点につきましては金融機関との強い信頼関係で安定的支援を得ております。一方、営業外資金対策として株式の流動化を促進し、会員の増強を図ることにより、入会金等の資金確保を図っております。