E04613 Japan GAAP
当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
第66期半期の事業概況につきましてご報告申し上げます。
当中間会計期間は、新型コロナウイルス感染症の影響はほぼなくなったものの、天候不順の影響等により、当中間会計期間の来場者数は28,833名で前年同期比634名(2.2%)減少いたしました。売上高は、来場者数は減少したものの、土日祝のゲストプレー料金・諸経費・年間ロッカーフィの値上げにより707,742千円で前年同期比85,525千円(13.7%)増加いたしました。売上原価は、511,760千円で前年同期比57,007千円(12.5%)増加となり、売上総利益195,982千円で前年同期比28,518千円(17.0%)増加となりました。販売費及び一般管理費については、170,549千円で前年同期比2,463千円(1.5%)増加となり、営業利益は25,432千円(前年同期は622千円の営業損失)となりました。また営業外収益1,848千円を計上し、経常利益は27,280千円で前年同期比26,352千円増加となり、中間純利益は28,883千円で前年同期比28,179千円増加となりました。
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フロー157,205千円、投資活動によるキャッシュ・フロー△178,710千円、財務活動によるキャッシュ・フロー△1,174千円により22,679千円減少し、当中間会計期間末残高は607,932千円(前事業年度末比2.4%減少)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において営業活動による資金の増加は157,205千円と前年同期比50,118千円の増加となりました。これは主に、税引前中間純利益30,230千円、未払消費税等の増加額18,895千円等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において投資活動による資金の減少は178,710千円と前年同期比22,273千円の増加となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出176,279千円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において財務活動による資金の減少は1,174千円と前年同期比523千円の増加となりました。これはファイナンス・リース債務の返済による支出によるものです。
(注)1 会員登録料収入、年会費及び年間ロッカーフィ収入については、サービスの提供期間にわたり収益を認識して
おります。
2 その他の営業収入には日本女子OP協力金等を計上しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の中間財務諸表は、我が国において、一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この中間財務諸表の作成に当たりまして、重要な会計方針及び見積りにつきましては、十分検討して作成しております。
②当中間会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(資産の部)
当中間会計期間末の資産の部は、流動資産は1,193,516千円と前事業年度末と比較し22,535千円減少となりました。これは主に、現金及び預金が22,680千円減少したこと等によるものです。次に、固定資産は2,316,780千円と前事業年度末と比較し107,031千円の増加となりました。これは主に、減価償却による減少50,911千円があったものの、固定資産の取得による増加147,050千円があったこと等によるものです。
(負債の部)
当中間会計期間末の負債の部は、流動負債は1,231,043千円と前事業年度末と比較し43,086千円増加となりました。これは主に、買掛金が25,382千円減少したものの、前受収益が66,979千円増加したこと等によるものです。次に、固定負債は995,991千円と前事業年度末と比較し12,525千円の増加となりました。これは主に、会員預り金が18,000千円増加したこと等によるものです。
(純資産の部)
当中間会計期間末の純資産の部は、1,283,261千円と前事業年度末と比較し28,883千円増加となりました。これは、利益剰余金が28,883千円増加したことによるものです。
経営成績及びキャッシュ・フローの状況については「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」をご参照ください。
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」をご参照ください。
当社の事業であるゴルフ場業界は、景気の変動、若者のゴルフ離れやプレーヤーの高齢化等の構造的な問題、台風や異常気象といった天候や大規模流行感冒症の影響が業績に大きく影響を与えます。このような状況の中、継続的に行っている来場促進策や良好なコースコンディションを提供することで来場者を確保し、健全経営体制を確立するように努めております。
③資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の運転資金需要のうち主なものは、設備の更新、一般管理費等の営業費用であります。
当社は、事業上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、運転資金は現状、自己資金を基本としております。