株式会社東海カントリークラブ

サービス業ゴルフ場

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E04616 Japan GAAP


3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の状況の概要

 当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。

 ①財政状態及び経営成績の状況

 当中間会計期間におけるわが国経済は、円安や物価高騰、異常気象による自然災害の増加など不安要素もありますが新型コロナウィルス感染症も季節性インフルエンザ相当の5類へ移行したことによる行動制限緩和もあり外食や旅行などを中心に回復の兆しが見えてきました。

 ゴルフ業界に於きましては行動制限緩和による他レジャーの需要の高まりや異常気象による長雨や猛暑日の増加などもあり、昨年来続いてきた回復基調にあった来場者数も横ばい状態であり団塊世代の高齢者ゴルファーのリタイヤを目前に控え決して楽観視できない状況となっております。

 この結果、売上高は48,832千円(前年同期比11.4%増)、経常利益13,333千円(前年同期は781千円の経常利益)、中間純利益1,585千円(前年同期は23千円の中間純利益)となりました。

 

 ②キャッシュ・フローの状況

 当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は、423,174千円(前年同期比118,044千円減)となりました。

 当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果、得られた資金は、28,936千円(前年同期は獲得した資金28,078千円)となりました。

 これは、主に税引前中間純利益と減価償却費の計上によるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果、使用した資金は、157,760千円(前年同期比149,281千円増)となりました。

 これは、主に定期預金の純増によります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果、使用した資金は、5,433千円(前年同期と同額)となりました。

 これは、リース債務の返済による支出です。

 

 ③会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

 ④生産、受注及び販売の実績

  a.生産実績

  該当事項はありません。

 

  b.受注実績

  該当事項はありません。

 

  c.販売実績

  当中間会計期間における販売実績を事業の種類別に示すと、次のとおりであります。

事業の種類別

当中間会計期間

前年同期比(%)

不動産賃貸事業(千円)

48,832

111.4

合計(千円)

48,832

111.4

 (注)1.前中間会計期間及び当中間会計期間の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。

相手先

前中間会計期間

当中間会計期間

金額(千円)

割合(%)

金額(千円)

割合(%)

東海カントリークラブ

43,431

99.0

48,432

99.1

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

   経営者の視点による当社経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

       なお、文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

 ①当中間会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況および②キャッシュ・フローの状況」に記載しています。

 

 ②資本の財源及び資金の流動性に係る情報

当社の資金需要には、運転資金需要と設備資金需要があります。運転資金需要の主なものは、当社には専属の従業員がいないため会社運営に係る外注費のための業務委託費であります。設備資金需要の主なものは、不動産管理が主となるため建物・構築物・ゴルフコースの施設の維持管理費等であります。当社は、運転資金、設備資金につきましては、自己資金でまかなうこととしております。