株式会社リオフジワラカントリー

サービス業ゴルフ場

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E04740 Japan GAAP


3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 (経営成績等の状況の概要)

(1)当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。) 

の状況の概要は次のとおりであります。

  ①財政状態及び経営成績の状況

当中間会計期間につきましては、コロナウィルス感染症が感染症法上の「5類」へ移行したことにより、従前の生活様式に戻りつつありますが、ロシアによる隣国への侵攻、パレスチナ問題など世界情勢は不安定さを増しております。国内におきましては、昨年より続く円安による物価高が家計を圧迫しております。一方では海外マネーの流入などにより日経平均株価がバブル期の水準まで上昇し、景気回復の兆しが見え始めてきました。このような中で当ゴルフ場におきましては、コースコンディションの維持、向上図りながら、お客様に満足がいただけるよう努めました。またナイター設備を活用して集客増に努めてまいりました。来場者数は20,130名(前年同期比92.6%)となり、売上高は227,169千円(前年同期比97.4%)となりました。営業費用は230,511千円(前年同期比98.0%)となり、この結果営業損失は3,342千円(前年同期は営業損失2,030千円)となりました。

 また、当中間会計期間の経常損失は1,680千円(前年同期は経常利益400千円)となりました。

この結果、法人税、住民税及び事業税を差引いた中間純損失は2,671千円(前年同期は中間純損失589千円)となりました。

財政状態については、当中間会計期間末における資産合計が4,019,858千円となり、前事業年度末に比べ29,471千円増加しております。

 

  ②キャッシュ・フローの状況

当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、168,218千円と前年同期と比べ12,786千円の減少となりました。

当中間会計期間における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当中間会計期間における営業活動の結果、得られた資金は39,040千円と前年同期と比べ16,854千円の減少となりました。これは主に税引前中間純損失によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当中間会計期間における投資活動の結果、支出した資金は12,307千円と前年同期と比べ61,410千円の減少となりました。これは、前年同期に貸付金の回収を行ったことにものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当中間会計期間における財務活動の結果、使用した資金は1,475千円(前年同期は発生なし)となりました。これは優先株式の配当によるものです。

 

   ③会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当中間会計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。

 

   ④生産、受注及び販売の状況

     当社の実態に即した内容を記載するため、生産実績及び受注実績に代えて収容実績を記載しております。

  a. 収容実績

ホール数
(H)

前中間会計期間

当中間会計期間

(自  令和4年7月1日

至  令和4年12月31日)

(自  令和5年7月1日

至  令和5年12月31日)

営業日数
(日)

収容実績(名)

1日平均
来場者数
(名)

営業日数
(日)

収容実績(名)

1日平均
来場者数
(名)

メンバー

ゲスト

合計

メンバー

ゲスト

合計

18

181

7,804

13,925

21,729

120

182

7,480

12,650

20,130

110

 

 

  b.販売実績

区分

前中間会計期間

(自  令和4年7月1日

至  令和4年12月31日)

当中間会計期間

(自  令和5年7月1日

至  令和5年12月31日)

金額(千円)

金額(千円)

ゴルフ場

233,264

227,169

 

 

  (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日において判断したものであります。

  ①財政状態及び経営成績等の状況に関する分析・検討内容

当中間会計期間末における流動資産の残高は290,803千円で、前事業年度末に比べ26,448千円増加しております。年会費の前受によることが要因です。固定資産の残高は3,729,054千円で、前事業年度末に比べ3,022千円増加しております。有形固定資産の設備投資が主な要因です。

 この結果、資産合計は4,019,858千円となり、前事業年度末に比べ29,471千円増加しております。

流動負債の残高は74,353千円で、前事業年度末に比べ33,218千円増加しております。前受収益の増加が主な要因です。固定負債の残高は107,487千円で、退職給付引当金の増加により前事業年度末に比べ398千円増加しております。

 この結果、負債合計は181,841千円となり、前事業年度末に比べ33,617千円増加しております。

純資産の残高は3,838,016千円で、前事業年度末に比べ4,146千円減少しております。繰越利益剰余金の減少によります。

 当中間会計期間は、来場者数は20,130名(前年同期比92.6%)となり、売上高は227,169千円(前年同期比97.4%)となりました。営業費用は230,511千円(前年同期比98.0%)となりました。

売上高は、入場者数の減少により、前年同期と比較して6,094千円減少しました。営業費用は物価高騰の影響による維持費が増加しましたが、水道光熱費におきましては従業員の節約への意識が強まり、減少しました。前年同期と比較して4,783千円減少しました。

この結果、営業損失は3,342千円(前年同期は営業損失2,030千円)、経常損失は1,680千円(前年同期は経常利益400千円)、法人税、住民税及び事業税を差引いた中間純損失は2,671千円(前年同期は中間純損失589千円)となりました。

 

  ②キャッシュ・フローの状況の分析

「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。

 

  ③資本の財源及び資金の流動性

当社の運転資金需要のうち主なものは、設備の更新、食材の仕入、及びコース維持管理に伴う肥料や消耗品のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。

当社は、事業上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、運転資金は現状、自己資金を基本としております。