E02009 Japan GAAP
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
当中間連結会計期間における世界経済は、懸念されていた米国の関税政策による影響が、企業による生産や貿易の前倒しにより軽減され、想定以上に底堅く推移しました。
当社グループの主要事業領域である自動車市場では、米国や中国の政策の影響により需要動向の先行きに不透明感が残るものの、当中間連結会計期間においては、中国における政策の後押しを背景に、中国自動車メーカーの生産が堅調に推移しました。
このような事業環境の中、売上高は、主にモビリティ市場において、自動車内で扱われる情報量の増加に伴うインフォテインメント分野での高速伝送対応可動BtoBコネクタの需要の堅調さと、xEV(EV、FCHV、PHV、HEV)向けのパワートレイン分野で中国地域が好調さを維持していることにより、前年同期比11.1%増加しました。コンシューマー市場では、デジタルカメラ向けの増加もあり、前年同期比2.6%増加しました。インダストリアル市場では一部のFA機器向けの回復と、エネルギーマネジメント分野向けの拡大が継続したことにより、前年同期比92.4%増加しました。以上により、売上高は前年同期比14.0%増の309億7千4百万円となりました。
利益面では、原材料価格高騰等の影響を受けたものの、原価低減や構造改革効果により、営業利益は前年同期比28.1%増の27億1千5百万円、経常利益は前年同期比65.5%増の30億1千3百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は、前年同期比91.1%増の20億8千1百万円となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
国内においては、モビリティ市場とインダストリアル市場が好調に推移し、売上高は前年同期比19.2%増の49億4千2百万円となりました。営業利益は47.9%減の15億4千1百万円となりました。
アジア地域においては、主に中国でモビリティ市場とインダストリアル市場が好調に推移した結果、売上高は前年同期比24.7%増の187億9千8百万円となりました。営業利益は253.2%増の32億4千1百万円となりました。
欧州地域においては、モビリティ市場でインフォテインメント分野が増加した結果、売上高は前年同期比1.9%増の48億1千4百万円となりました。営業利益は2億4千4百万円(前年同期は営業損失1億4千万円)となりました。
北米地域においては、モビリティ市場でインフォテインメント分野を中心に減少した結果、売上高は前年同期比24.7%減の24億1千8百万円となりました。営業損失は1千4百万円(前年同期は営業利益7千9百万円)となりました。
当中間連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末(2025年3月末)に比べ、11億9千4百万円減少し、901億7千6百万円となりました。この主な要因は、現金及び預金が18億3千2百万円減少したことによるものであります。
負債は、借入金の減少等により前連結会計年度末に比べ9億8千万円減少し、191億9千3百万円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する中間純利益による増加20億8千1百万円、配当による減少21億4千5百万円、非支配株主持分の減少5億7千5万円により前連結会計年度末に比べ、2億1千3百万円減少し、709億8千3百万円となりました。
当中間連結会計期間における営業活動では、税金等調整前中間純利益32億8千4百万円、減価償却費32億3千6百万円、棚卸資産の減少額8億8千5百万円等に伴う資金の増加から、法人税等の支払額10億3千3百万円等に伴う資金の減少を差し引き、資金の増加額は52億9百万円(前年同期は69億4千2百万円の増加)となりました。
当中間連結会計期間における投資活動では、有形固定資産及び無形固定資産の取得29億4千万円等の支出により、資金の減少額は29億5千9百万円(前年同期は50億5千8百万円の減少)となりました。
当中間連結会計期間における財務活動では、借入金関連の返済による減少11億4千7百万円、配当金の支払21億4千5百万円等により、資金の減少額は40億2千7百万円(前年同期は6億3百万円の減少)となりました。
当中間連結会計期間において新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき重要な課題はありません。
当中間連結会計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、8億6百万円であります。
なお、当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。