売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E01644 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類への移行によって、社会経済活動の平常化に向けて動き始めていますが、原材料価格の高騰や、急激な円安進行、ウクライナ情勢の長期化等によるサプライチェーンの混乱等、先行き不透明な状況が続いております。

 このような状況の中、当第3四半期連結累計期間の売上高は、4,466百万円(前年同期比38.1%増)となりました。セグメントごとでは、自動車部品製造事業が汎用機部品等の増加により3,106百万円、工作機械製造事業が専用工作機械等の増加により1,359百万円となりました。

 利益面につきましては、工作機械製造事業においては、売上高は増加しているものの引き続き原材料高騰などの影響を大きく受けました。自動車部品製造事業においては、近年のエネルギー価格高騰に対する製品への価格転嫁が進んだ結果、前年同期と比べ損失は縮小し、営業損失は184百万円(前年同期は営業損失358百万円)となりました。経常損失は、上記と同様の理由により86百万円(前年同期は経常損失249百万円)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は投資有価証券売却益等により176百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失264百万円)となりました。

 当第3四半期連結会計期間末における総資産は、仕掛品が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ188百万円減少し、7,619百万円となりました。

 負債につきましては、長期借入金が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ266百万円減少し、2,897百万円となりました。

 純資産につきましては、利益剰余金が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ77百万円増加し、4,721百万円となりました。

 

(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(3)経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、4百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。