売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E00165 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウィルスの感染症拡大による影響は落ち着きつつありますが、ガザ戦闘やウクライナ情勢による資源・エネルギーや食糧価格の上昇により経済の不確実性や景気の下振れリスクが懸念され先行き不透明な状況が続いております。

このような状況の下、当社グループは、不動産賃貸事業と不動産管理事業を収益の柱として事業を推進しております。売上高は、前年同四半期とほぼ同額となり不動産賃貸事業売上高は122百万円、不動産管理事業売上高は135百万円、売上高合計は258百万円となっております。これにより売上総利益は214百万円となりました。販売費及び一般管理費は人件費が2百万円増加しましたが、租税公課が3百万円、外注作業費が2百万円減少したこと等により前年同四半期より3百万円減少しております。営業損益は7百万円の営業利益、経常損益は6百万円の経常利益となっております。また、特別利益として固定資産売却益31百万円を計上しております。法人税、住民税及び事業税を41百万円、法人税等調整額を△10百万円それぞれ計上しており、この結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は6百万円となりました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、不動産賃貸事業売上高122百万円(前年同四半期は122百万円)、不動産管理事業売上高135百万円(前年同四半期は135百万円)、売上高合計258百万円(前年同四半期は257百万円)、売上総利益214百万円(前年同四半期は213百万円)、営業利益7百万円(前年同四半期は3百万円の営業利益)、経常利益6百万円(前年同四半期は11百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純利益6百万円(前年同四半期は32百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。

 

セグメント別の経営成績の状況は、以下のとおりであります。

なお、第1四半期連結会計期間より、セグメント情報を開示しており、当第3四半期連結累計期間の比較・分析は、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報を当第3四半期連結累計期間の報告セグメントの区分に基づき記載しております。

不動産賃貸事業

不動産賃貸事業では、売上高は新たな事業用定期借地権設定契約締結に伴う売上高の増加要因がありましたが、賃貸借契約終了の物件発生による減少要因もあり、前年同四半期とほぼ同額でありました。また、修繕費が増加した事等によりセグメント損失が10百万円増加しております。

以上の結果、売上高122百万円(前年同四半期は122百万円)、セグメント損失20百万円(前年同四半期は10百万円の損失)となりました。

不動産管理事業

不動産管理事業では、売上高は管理契約物件の入替がありましたが前年同四半期と比べほぼ同額となりました。また、部門共通費の減少によりセグメント利益が8百万円増加しております。

以上の結果、売上高135百万円(前年同四半期は135百万円)、セグメント利益62百万円(前年同四半期は54百万円の利益)となりました。

 

 

(2) 財政状況の分析

当第3四半期連結会計期間末における総資産は2,314百万円となり、前連結会計年度末に比べて76百万円減少しました。流動資産は、現金及び預金が14百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べて11百万円減少し894百万円となりました。固定資産は、土地の売却等により27百万円、減価償却費を計上したこと等により35百万円減少し、前連結会計年度末に比べて64百万円減少し1,419百万円となりました。

負債は247百万円となり、前連結会計年度末に比べて82百万円減少しました。これは、未払法人税等が39百万円、長期借入金が一部返済により24百万円、繰延税金負債が10百万円、預り金が7百万円それぞれ減少したことが主な要因であります。

純資産は2,067百万円となり、前連結会計年度末に比べて6百万円増加しました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益6百万円を計上し利益剰余金が増加したことによるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。