売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS




E02664 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

財政状態の概況

(資産)

当中間連結会計期間末における総資産は、820億11百万円となり、前連結会計年度末に比べ19億59百万円増加いたしました。これは主に、商品及び製品が28億4百万円減少したものの、無形固定資産が14億62百万円、その他の流動資産が8億96百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が8億88百万円、有形固定資産が5億27百万円、現金及び預金が4億97百万円増加したこと等によるものであります。

 

(負債)

当中間連結会計期間末における負債合計は、297億22百万円となり、前連結会計年度末に比べ22億10百万円増加いたしました。これは主に、短期借入金が7億70百万円減少したものの、繰延税金負債が14億19百万円、契約負債が12億56百万円増加したこと等によるものであります。

 

(純資産)

当中間連結会計期間末における純資産合計は522億88百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億51百万円減少いたしました。これは主に、利益剰余金が59億83百万円、自己株式が58億36百万円、為替換算調整勘定が2億51百万円減少したこと等によるものであります。

この結果、自己資本比率は62.7%(前連結会計年度末は64.6%)となりました。

 

経営成績の概況

当中間連結会計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復が継続しているものの、物価上昇や米国の通商政策などの影響により、依然として先行き不透明な状況が続いております。

エレクトロニクス業界におきましては、AI関連やデータセンター向けの需要が堅調に推移している一方で、その他の分野では在庫調整の長期化や設備投資の抑制が続き、需要は低迷しております。

当社においては、2024年9月30日付で主要取引先であったルネサスエレクトロニクス株式会社との特約店契約を終了しました。また、本年6月30日付で日本電気株式会社傘下の北陸エリアを起点に強固な営業基盤を有する株式会社シミズシンテックの完全子会社化を実施いたしました。

このような状況のもと、当社グループ(当社及び連結子会社)の主要分野である産業機器関連・自動車電装機器関連・娯楽機器関連・OA機器関連いずれも、前年同中間連結会計期間を下回る実績となりました。

以上の結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高457億67百万円(前年同期比29.5%減)、営業利益5億16百万円(同62.0%減)、経常利益7億36百万円(同37.0%減)、親会社株主に帰属する中間純利益6億53百万円(同100.9%増)となりました。セグメントの業績は、次のとおりであります。

なお、当中間連結会計期間の期首よりセグメントの一部につきまして見直しを行いました。比較・分析は前中間連結会計期間の数値を変更後のセグメントに組み替えて行っております。

 

電子部品事業

産業機器関連ほか全ての分野が低調に推移いたしました。

以上の結果、半導体の売上高は68億44百万円(前年同期比77.1%減)、電子部品の売上高は232億31百万円(同6.0%増)、電子部品事業全体の売上高は300億75百万円(同42.0%減)となりました。

 

アセンブリ事業

娯楽機器関連が低調に推移いたしました。

以上の結果、アセンブリ製品の売上高は70億41百万円(前年同期比11.6%減)となりました。

 

その他の事業

2026年3月期第2四半期より、株式会社シミズシンテックの業績を反映いたしました。

また、設備装置が好調に推移いたしました。

以上の結果、売上高は86億50百万円(前年同期比71.3%増)となりました。

 

キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前中間純利益19億33百万円(前年同期比138.1%増)となり、子会社株式の取得、仕入債務の減少、自己株式の取得、短期借入金の返済等があったものの、棚卸資産の減少、投資有価証券の売却、売上債権の減少等があったことにより、前連結会計年度末に比べ4億87百万円増加し、当中間連結会計期間末においては308億47百万円となりました。

当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果獲得した資金は、37億17百万円(前期は115億44百万円の獲得)となりました。これは主に仕入債務の減少9億32百万円等があったものの、棚卸資産の減少32億13百万円、売上債権の減少10億86百万円等があったことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、14億67百万円(前期は50百万円の使用)となりました。これは主に投資有価証券の売却による収入14億70百万円等があったものの、子会社株式の取得による支出28億24百万円等があったことによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、18億31百万円(前期は77億64百万円の使用)となりました。これは主に自己株式の取得による支出8億37百万円、短期借入金の純減額7億5百万円、配当金の支払2億52百万円の支出等があったことによるものであります。

 

(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当中間連結会計期間において、当社グループにおける会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6) 従業員数

当中間連結会計期間において、前連結会計年度末に比べ87名増加しております。主な理由は株式会社シミズシンテックを連結子会社化したこと等によるものです。

 

(7) 仕入、受注及び販売の実績

当中間連結会計期間において、仕入、受注及び販売の実績に著しい変動はありません。

 

(8) 主要な設備

当中間連結会計期間において、主要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等による著しい変動はありません。

 

(9) 経営成績に重要な影響を与える要因

当中間連結会計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因における、新たな事項の発生及び重要な変更はありません。

 

(10) 資本の財源及び資金の流動性についての分析

当中間連結会計期間末の現金及び預金は、前連結会計年度末に比べ4億97百万円増加し、291億13百万円となりました。これは受取手形、売掛金及び契約資産が8億88百万円増加、短期借入金7億70百万円、電子記録債務7億円の減少等がありましたが、商品及び製品が28億4百万円の減少等があったことによるものです。

当社は連結配当性向50%を目途とし、株主の皆さまへの安定した継続的な配当と成長戦略への投資とのバランスを考慮して実施していくことを基本方針としております。

また、緊急の資金需要に対応すべく金融機関とのコミットメントライン契約を締結しており、資金の流動性確保に備えております。